うちは、ニートを「支援」するとかのNPOじゃないです。
「支援」という言い方になったとたん「上から”俺たちのこうなれば幸せだよプランに君たちも従えたまえよ”と押し付ける」ものになるとわかっているので、うちは「支援」ではないのです。
一方的に「何かをしてあげる」ものではないのです。
「支援」という言い方は、助成金を申請する時くらいに使うものです。
ただ、わかりやすくするため「ニート支援」という言葉はあえて使っていたこともあります。
社会起業関連紹介とかね。
でも、もうできるだけやめていったほうがいいかなと思います。
助成金以外。
少なくとも当事者に向けては「支援」という言葉を使わないようにしたいのです。
一番は、色々と「ニート」当事者の人から「一方的に助けてくれるものだ」と誤解されることが多くなってきたので、それを解くためです。
うちは「一緒に戦う」団体です。
ブログでは何度も書いていましたが。
うちの主旨は自営業作りと伴走者作り、体力作りの三本ですが、主旨に賛同することはもちろんです。
しかしその上で、もしあなた(当事者)が、
■今の状況を「心底イヤだ」「何とかしたい」と思い、
■何とかすることに、なりふりかまわないまでに切羽つまっていて、人前で自分の「恥だと思われている」履歴を語って支援を求められるくらいに切実で、
■未来へのビジョンがあり、
■ビジョンの実現に努力してきた過去があり、
■どうすれば実現できるのか考え、
■それに向かって目標締め切りを立て動くことが出来るなら。
あなたが、そういう人であるなら、一緒に組みたい。
そうでない「当事者」は、求めていないのです。
だから「支援団体」ではありません。
僕と、そういう「本当にどん底まで落ちた当事者」が共に戦い、共に支援し合い、共に自立してゆく、そういう団体です。
「支援」というなら、一般の人からは、支援をしてほしいです。 だから「ニート支援団体」と言っています。
「ニート(の僕らを)支援(してほしい)団体」という意味ですか。
うちのNPOは当事者に「支援」はしません。
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これを前面に出していきたいと思っています。
今まで、中途半端で甘い書き方、表し方をしていた部分が多かったと思っています。
自分の中でも、それにつられていた部分がまったくなかったわけではないでしょう。
なので、今一度確認しておきたい。
うちは「(不特定多数の)ニート(に)支援(をする)団体」ではありません。
あなたが僕の志に共感し、本当になりふり舞わないくらい切羽詰まっていて、進むしかないことをはっきりとわかっているなら、一緒に戦う団体です。
(結果的に、僕らが先に行くことで、ニートの自立の道筋を作ることになり、支援になりますが)

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