「傷ついた」TVタックルひきこもり特集に経験者ら異議
あえて言わせてもらうけれど、斎藤環氏や工藤啓氏など、「世間にだけ評価を得ている」ひきこもり界隈の識者、支援者たちがこんな会見をしたところで、嘘くささしかない。
彼らの言ってるのは、直接的な暴力による支配は許さないけど、薬を脳にぶっ込んだり、当事者たちの未来が就職しかないからそれに当てはめるようにと上から就労活動をさせる、脳や価値観の支配はオッケーだということだ。
まるで大組織のインテリヤクザが、はねっ返りの半グレを潰そうとしてるみたい。
それよりいやらしいね。「正義」みたいな顔をして。
「ひきこもり経験者」とやらも、どうしてここに顔を並べてしまうのか。
柔らかい顔をしたソフトな支配のほうが居心地がいいのだろうか?
「ひきこもり」のことを「弱者」だと見たりかばうほど共依存になる。
イネイブラーに加担するのか?そんなダブルバインドな世間が嫌でひきこもったのだろうに。
本当に声明すべきは、こうではないのか。
「TVタックル!私たちのことは放っておいてくれ!そこの斎藤環もだ。私たちは、自分が助けを欲した時に自分から、声をかけたいと思う人に助けを求める。
幸せの形も未来の形ももう勝手に決めるな、ウンザリだ。
『社会的ひきこもり』と病理カテゴリ化させた本人が今さら批判とか、片腹痛いんだよ。
ひきこもったっていい、自殺したっていい。
それでも!
もしも現役ひきこもりが、腹の底から『生きたい』と助けを出した時、先に『脱ヒキ』した私たちは、声をかけられるに選ばれる存在になっていたい。
そしてそんな人が多くある社会を作っていきたいんだ」