2011年12月17日土曜日

私利私欲のためにイベントを行います

僕はいつも、色んな友達に声をかけてきた。
メンヘラ、ニート、ひきこもり…
性的少数者、シングルマザー、障害者…もう忘れたよ!
本当に別に、自分が「問題の当事者」とは思っていない人たち「自分の人生の当事者」と、自信を持っていきいきと生きてる人たち…。
問題を持つ人やコトに、なんとか解決しようと熱くピュアに、でもなんか浮世離れしながら燃えてる人たち…。
そうでなく「人生はもう終わってる」と思ってるバカたちにも。

みんな気に食わないし、みんなどこか、幸せの手伝いに加わりたかったり、心を打ち明けて僕のことも知ってもらいたかった。

でもすぐには、できないよね!!

いきなりナンパして、「できることをしあおうよ」なんて、壷を売られるより怖いことだってあるぜ!!

「けっ、こいつらは、わかってねえ。俺がせっかくこんなに、ちっとは興味を持ってやってるのに、もういいぜ!お前とか最初からいなかったし!!」
とか思って最初からつながってもいなかった縁を切ろうとしかけたこともあった。

何度もケンカしたよな、バカどうしだから。

だけど!!
僕も、あなたも、年月で変わる。
お互い、一人で生きていくうちに、心もちも変わる。

ああ、あの時は、バカだったな。
ああ、少しは、糧になることも言ってたんじゃないか、遠藤も。
ゆるそう。

そんな日が来るときのために!
(いつ来るのかわからないけど!!)
僕は用意しておきたい!
少なくとも毎年!!
年賀状のように!!
俺は!
お前を!
忘れてはいないし、少なくとも毎年ここにいるし、やめないし、お前がいつか、「そうか」「まあな」と思ったら来たらいいじゃん!!!
来なくてもいいじゃん!!!

そーゆーふうに、もう今さらどうしようもできない、過去のバカだったり
自分の器の小ささのために、毎年「うああああああ線路に飛び込みてええええええ!!!!!」とか思いながらやるんだぜ!!!
飛び込んでねえよ!!!
いつか!!
お前に会いたいからな!!!
知らねえけど!!
別に来なくてもいいけど!!!!!

俺はここにいるからな!!!!!
今年も。


 --

あと!!!

今年震災があって!!

俺のダチが石巻で自分も超被災して震災翌日から支援し続けてるからお前ら頼むよ!!
金出してくれ!
そんで走ってくれ!!


そーゆーわけだ!!

もう!!

知らん!!


夜露詩句!!!!!!


 --

第5回 One for One 皇居マラソン 2011 1/7(土) 
 おらっ

2011年12月12日月曜日

新極埼玉県大会(B8)/皇居マラソンのサイトとか

普通はベスト8とか結果として書かないのですが、今回は表現したいと思って書きました。

 一回戦は90キロ超の相手。
 ぐぐってみると全日本に何度か出場している選手でした。
 正直おぼえてないのですが…今回はいろいろと…^^;

 しっかり土台を軸にして、先生から「まわれ!」と声がとんだ時はまわろうと思っていました。
 相手は左の突きを中心にプレッシャーをかけてくるかんじでしたが、自分のほうが手数では動けました。
 奥足のローも蹴ってきましたが、見栄えやいやがらせ的なもので、ダメージには影響ないのであまり気にしないでほっときました。
 それよりもヒザを腹に入れること!下突き!ロー!
 上段ヒザもやっといてけん制もしようと思いました。
 延長戦でなんとか勝てました。
 さすがレベル高い。

 二回戦は、まあこれはちょっと有名な方で、松井派さんの世界大会出場選手の方です(移籍)
 100キロあって、背も高く、これはやべーなー、と思って、「空が青いなあ」などと窓を見たりしながら順番を待ちました。
 ですがまあ向かい合ったら関係ないですよね!

 つーか、
 現実生活のほうが怖くて嫌だし!!!!!
 
 相手のローには気をつけろと言われてましたが、さすが、やっべー!!!
 重くて効く。
 こちらもあまり、まわれない(プレッシャーがあるので)
 しょうがないから真っ向うちで、実はあまりおぼえていませんww
 ローいれたっけなあ…??ヒザとかは??
 パンチもどう入れたかおぼえてないwww
 
 ただ、相手の動きと自分の動き、この2つを把握しながらだけ戦っていたように記憶しています。

 延長でも辛くもひきわけになって(相手のほうがポイントある)、体重判定。
 なんとか勝てました。

 ローのダメージは、終わってみるとそれほどでもなくて、次も別に普通に動けるかなというかんじ。

 予選が終わって、開会式。

 3回戦(準々決勝)の相手が、強かった。
 高校生で色んな地区大会で入賞、優勝していますね。
 で、勢いがやっぱりやばい。
 90キロ弱なんですが、動けて、自分からリードしていくとこがパワーあふれるかんじですね。
 それに、パンチも打ち分けて、ある程度落ち着いて戦っている。
 
 胸パンチが強烈なので、必ず自分も前に出て、打ちかえす、をやっていました。 
 ただ、相手の威力のほうがどう見てもあるので、うーん…。
 けっこうもみあっていたのですが、3分のうち半分くらいから、相手の息も荒くなってきたのがわかりました。
 きついのは自分だけじゃないな。
 コンビネーションで連打しようとしたのですが、相手もコンビネーション(相手のほうがしっかりしてる?)叩きこんできます。
 最後前蹴りの連打でつめられて、印象のあまりよくないであろうまま終わって、判定負け。

 
 強かったです。
 ふつうに。

 ただ、その次の試合で、70キロ台の選手(中堅の一流で、優勝しましたが)が彼にローきかせてたので、やはり、パワーなどだけではないのだなあと、希望と、自分の未熟さをすがすがしく、なんとなく思いました。

 先生に後できいて、次の課題というか練習の仕方などを話しました。
 それとは別に、(そっちがメインですが)自分でも他にもやりますが。

 
 準決勝などを見ていて思ったのですが、自分はやはり無差別で勝ちたい!!!!!

 僕の生徒には、女の子も多く、そのほとんどは性被害だったり、それに近いことを受けています。
 空手に触れようとする動機や理由は様々ですが…。

 体重50キロ前後の彼女たちが、70キロ前後の男と向かいあうためには…。
 体重65キロの自分が、100キロの相手に効かせて、勝っていたいわけですよ!!
 そうですよね?だって…。


 というわけで、がんばりたいです。
 年内の試合は、終わりで、試合おさめ?です。
 今年は、9試合出て、4試合優勝、1試合準優勝、1試合3位、1試合3回戦負け、1試合2回戦巻け、1試合1回戦巻けでした。
 今年も、稽古は行いますが、そこまではやらないと思います。
 それよりも大事なことが…。今は…。


 年末年始の3大修行(勝手に言ってますw)のうち、2つをこなしたので、次は最後のイベントです。
 1月7日(土)の、毎年恒例の1for1皇居マラソン、みんな、来てくれよな!!
 

 公式サイト。今回はいろいろ手伝ってもらってます。
 

2011年11月24日木曜日

ちょっと「軍隊」行ってきます(`・ω・´)ゞ

去年も年末に、参加させていただいた、日本格闘協議連盟(日本レスリング協会さん傘下/オリンピックを目指す格闘技たち)さんの合宿に、参加させていただきます…。
 明日金曜から…(~日曜夕方)。

 去年も、空手のJ K J Oからはギリギリで選抜?され一番体力が無いレベルで行ってきましたが、今年もそうでしょう…。
 軍隊!軍隊です。
 だって教官が自衛隊レスリングだから…メニューもそうだし…。

http://www.japan-wrestling.org/New10/871.html

http://karate-jkjo.jp/jkjo_group/jkjo_network-info.html

 下のほうのページは、スクロールしていくと僕の写真もありますが、この去年の7人、今年下手すると僕だけなんじゃないか…?みんな色々都合で…??
 一人でも来てくれることを祈ります、いや別にいいですけど…、いや、ね…。

 もう空手の技術とか全然通用しないフィジカル限界以上までやりますからね…。
 新極真さんの世界大会レベルの選手も来てて、今回も来るだろうし、…プレッシャーというか、怖いというか…ああ胃が…。

 いや別に大丈夫ですけどね!!!

 さっき道場に行程表もらってきたんですけど、うん、バッチリ一日8時間キマッてますよね!!
 うん、今回は若干レスリングフィジカルばっかじゃなくて専門系(ただし総合格闘系)のメニューもあるみたいだけど… 油断とか大敵だし…
 ああ…
 いや別にびびってないですけどね!!!
 格闘技者だしね!!
 空手家ですからね!!!
 
 あ~あ、美味しいご飯食べ放題だし楽しみだなあ~!!!
 「強くなる」っていうのを身をもってわかる日本最高の環境だしな!!!
 オリンピック選手と廊下ですれ違うし!!!
 もう意識高い格闘家だし!!
 あ~あ!!あーあ…

 ヒキから格闘技ではいあがってきたし!!!
 いろんな格闘家たちとも会えるし!!
 うん、別に「猛獣」とか、びびってるわけとかでもないし!!!
 へっちゃらだし!!!
  
 ああ!!!
 女の子とかは今夜スカイプとか電話してきてくれてもいいんですよ!!
 うん。
 うん…。

 逝ってきます!!!!!!!!!!!!

 

2011年11月6日日曜日

協会全日本負けました

 3回戦で負けました。
 というか一回戦は無かったので、実質2戦目です。

 今回はテーマがありました。
 無差別だけというならともかく、3回戦目であたる、2連覇の主催団体チャンピオンは、他にもポイント&KOという若干ポイント制重視の全日本でも連覇していて、足技がうまいのです。
 なので当たったら致命的。
 ただでさえこの全日本は「有効」というポイント的な、上段(顔)にノーガードで当たっただけでも判定に響いてしまうちょっとなシステムがあるので、上段は気をつけないといけない。
 さらに上段ヒザのひっかけアリ。
 しかし、自分が勝ち目を出すには中に入って効かせていくしかない。
 、ということで、自分の中で決めていたことがありました。
 書きませんが。
 二つありました。
 一つは練習していたし、もう一つは、ちょっと直前だったのであまり時間ありませんでしたが、できるだけ意識しようと。

 二回戦目、僕より背が高く、もちろん僕より体重の重い、でかい相手でした。
 主催団体の黒帯。

 ただ、「痛い」攻撃はなく、技もまあ、「見え」ました。
 なので、自分から中に入り、腹効かせ、ロー効かせ。
 ヒザも相手もいれてきましたが、自分のほうが入ったと思います。
 圧力も自分のほうが対抗できたかんじなので、突っ込む時は突っ込んで。

 ただ、「テーマ」的にいうと、一つ(それもまあまあ、という程度)しか、できず、もう一つは意識することすら忘れてました。
 ぶっ飛んでました(^^;)

 判定勝ち。


 三回戦目、その相手ですが、結論からいうと、テーマは意識できました。
 ただ、二つ目のほうはまあまあ、しましたが、最初のは(さっきの試合でできたのは)あまりできませんでした、余裕がなかった。

 けっこう相手の中に入れました。
 技も、足で狙ってくるかんじなので、気をつけ気をつけ、自分からいこうと思いました。
 ただ、やはりブンブンいつくるかわからないかんじなので、いつのまにか「見て」「待って」いたり、先生に「自分から行け!」とセコンドで怒鳴られたりしてました。
 
 中に入っても、手を○さえられてしまって(書きません)、打ち合いにくかったり、ただ、威力は…?思っていたほどでは…。
 ステップ踏んで、セコンドの指示が飛んだ時や、いけると思ったときは、いったり。
 ただ圧力がやはりありました。
 パンチ、とかではなく、身体の圧力。
 で、思うように技が出せない。

 時どき自分からまっすぐにも行きましたが、けっこういけました。
 が、突然、自分がバランスを崩した時(だと思います)上段(たぶん内まわし蹴り)が、顔の正面に。
 実は…鼻あたりをかすった程度で、きいてなく、いつもならそのまま行くところでしたが、技あり。
 少し、止まってしまったのかなあ…。かもしれません…。

 で、ひるむと相手は来るので、意識して自分から。
 直線で行っても、けっこう行けました…。

 ただ、技あり以上を返さないと、負けるので、残り1分ありませんでしたが、上段ひっかけてのヒザ2回、上段前蹴り…など出してきました。
 ラッシュの中でも…ああ。

 判定負け。

 
 「あー俺甘い、負けてる」と思ったのは、連続で蹴りが来て、自分が「やめ」が入ったと思って、勝手にやめてしまったところを、実は「やめ」ではなく続いていて、さらに蹴りがきてやばい追撃状態になったところです。
 そこで「やめ」が入りましたが、あれはやばかったし、自分の甘さが出たと思います。

 ああ…。


 くやしい!!!!!!!

 もっとパンチがあれば、押し返せた??
 もっとしっかり、相手の○み をはねのけるくらいパワーがあれば??
 
 だらあああああああ。


 がんばります!!

 次も無差別です。
 12月11日、埼玉入間市
 新極真埼玉県大会です。
 こっちのがレベル高いと思う…。
 行くぞ、一つでも山を越えてけ!!!!

 http://www10.plala.or.jp/musashi1/gyouji/saitamacup.htm


 ありがとうございました。

2011年11月5日土曜日

明日試合です(協会全日本)

明日試合です。
川崎市体育館。
選手集合が11時だから正午開始かな。
無差別。
詳しくは下に。
http://members.jcom.home.ne.jp/yuushikai/

がんばります!!!

2011年10月18日火曜日

決勝でKOされました(J K J O全日本)

一回戦は、無し。

 二回戦は、一回戦をかなり動くステップで勝ち上がってきた若い極真の子。
 背は低い。
 すっごいステップでまわるので、僕の攻撃が単発くらいでしかとどかない。
 蹴りも届かなかったり。
 相手が入ってきても僕のパンチより相手のほうが手数が多い。
 威力はなかったかけど。
 で、上段の前蹴りとかでけん制して、動きを(僕も動きながら)見てた。
 入ってきた時に、上段ヒザ。
 入った。
 技あり。
 相手がフラつきながら向かってくるので、間合いをとろうと、今度は僕が下がったりまわりながら。
 タイミングを崩して、相手の向かい柱に、もう一個上段ヒザ。
 技あり。
 あわせて一本。
 
 準決勝は、以前のチャンピオンでした(2回くらいとってる)
 けっこう知ってる人で、3,4年くらい前にも一回戦ってます。(その時は延長で負けました)
 
 相手は、距離をとったりまわってくるかとおもったら、ガチンコできました。
 なので、僕もガチンコで。
 ただ腰を落とすのではなく、いつでもステップできる気味で。
 パンチ主体ですが、僕も受けて返せるくらい。
 ローも時々きましたが、だいたいカットしました。
 腹が、なんとなくきいてきてるような気が。
 そしてローもきいてきてる気が。
 けっこうバチバチの打ち合いでしたけど。
 ラスト1分の時に、相手はけっこうきつそうでしたけど、少し僕も力をためるため、軽めにしました。
 この相手はラスト30秒でいきなりペースが早くなってまわってくるので。
 きかせてるので、動きはそこまで…とは思ってましたがいちおう。
 ラスト30秒、相手が回転ラッシュかける若干前に、僕もかけました。
 かなりもつれあい。
 でもローなどきいてきていて苦しそうで、ペースはとれたんじゃないかと思います。
 判定勝ち。


 決勝!!
 
 相手は強いです!
 もう全力で行くしかないです(いつもそうですが)
 はじまったら、さすが、当たりが強い!!
 しかも圧力もかかってくる!
 こんな圧力あったっけー。
 こっちも当てていきます、もう、引かないように!
 絶対負けたくねー!
 でもなんかだんだん腹きいてきちゃった!
 この人タイミングうまい!
 ていうか前も腹でやられてるんだけどこのままじゃまずい!
 どうしようか!
 まわろうか、ヒザラッシュしようか!ローきかせメインで集中しようか!
 あー腹いたいなあ…
 …えっ…?! 
 メガネ飛んだ…?
 いや試合の時はメガネかけてないよね?
 天井が斜めに動いていくよ。
 
 ぶっ倒れてた。
 ハイキックもらったらしー。
 医者が来て、眼球が動くかチェックしてた。
 …おい。
 

 立ち上がって、一本負けが下されました。

 握手しにいったよ!
 ちっくしょうーーー!!!!!



 負けました。
 準優勝でした。
 
 
 がんばります! 

2011年10月15日土曜日

明日はJKJO全日本@代々木第二

 です。

JKJO全日本空手道選手権大会
■平成23年10月16日(日)10時開会式 自分の緒戦は24試合目なので11時ころから。
■代々木第二体育館
■一般軽量級

 決勝まであがったとしたら(あがりますが!)相手は2回戦っている選手です。
 一回目は延長で負け、二回目は本戦でKOされました。
 2~3年前のことです。
 うつうつしてる子とかいたら、よかったら見に来ませんか?
 がんばります。 

2011年10月14日金曜日

今週日曜試合です

ひでえ時間に寝るアスリート。
今日稽古あがりました。
今週日曜代々木第二体育館でJKJO全日本試合です。
ブログ書くヒマもないのでぐぐってください。
がんばります
オヤスミ

2011年9月26日月曜日

サンボ慎太郎の試合に行こう!/義足イベント記事書きました










 サンボ慎太郎という格闘技選手がいます。
 20年選手です。

 障害者格闘技「ドッグレッグス」http://homepage3.nifty.com/doglegs/は今でこそ通算80回を超えましたが、そのはじまりは、そもそもサンボ慎太郎さんと、もう一人の元選手の、ボランティアの女の子の取り合いからはじまりました。
 http://data.livex.co.jp/okonomi/9712/article.html (いきさつが少し載ってます)

 僕が慎太郎さんに会ったのは、オーバーカムという障害者と一線の格闘家たちが一緒に練習するイベントでだが、まあ彼はひたむきです。
 話しててもわかるけど、まっすぐですよね、たぶん色々お話するとエロかったりするかもですけど(笑)

 リングでも華があります。
 1年前観に行ったのはタッグマッチですけど、やっぱり登場するとオーラがありますよね。
 負けましたが、戦いっぷりも。
 http://blog.livedoor.jp/mo107/archives/1512820.html その時の様子。このブログにもどっかにあると思います。
 
 設立当初残ってるメンバーはもう慎太郎さんだけです。
 彼の宿敵「アンチテーゼ北島」(主催・健常者「好きだから殺す」)も、もうこの試合で最後でしょう。
 http://data.livex.co.jp/okonomi/9611/top2.html (少しのいきさつなど)

 慎太郎さんは今年のはじめくらいから、フルコンの空手道場に週2回ペースで通っています。
 先週青帯をとりました。
 寝技が得意な彼の弱点克服か、顔面を殴らないフルコンは打撃の練習にもうってつけかもしれません。

 慎太郎選手は、負ければラスト、相手の北島選手はどちらにしてもラストとのことです。 
 
 僕はもしかすると人の応援をしている場合ではないくらいの状況なのかもしれません。
 でも、観ておきたい試合はあるのです。
 
 この大会は、写真新世紀優秀賞の齋藤陽道こと陽ノ道選手も出ます。
 ろうの彼は言葉による向き合いのかわりに、レンズを向け、また拳を出すのです。
 http://ringer.cocolog-nifty.com/kunst_und_medizin/2009/08/79-200981-e94c.html (このルポは慎太郎さん、陽の道くんの両者の過去の試合の様子が書いてあります)


 よかったら、一緒に応援しましょう!
 言葉でも、何でも、痛み以外に伝えられない思いがある!
 慎太郎さんのとこに、チケットまだ何枚かあるみたいなので、言ってもらえれば頼みます forfuture1979[at]gmail.com (確定の人だけお願いします)

 ドッグレッグス第83回興業
 旗揚げ20周年記念大会 第2弾
 「20-2」

 2011年10月8日(土)
 会場 北沢タウンホール
 開場17時30分 
 試合開始18時00分

 http://homepage3.nifty.com/doglegs/
料金 全席指定3000円  














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明日発売のアエラ、中カラーページに 美しくキャンピィな義足イベント「切断女の夜」 http://club-amputee.shell-kashime.com/ の記事…というか主催の片山真理さん中心の記事を書いています。
短いですが個人的に今年一番思うところあり、もっと書きたかった取材です。
よかったら立ち読みよろ!




2011年9月22日木曜日

今後の週末の予定

 一緒に行く方いきましょう 声かけてね forfuture1979[at]gmail.com

 ■9/24(土)19時~「被災とジェンダー/セクシュアリティー」@なかのゼロホール
  
 アエラの取材で協力していただいたJAPANレインボーエイドの増原さんも行うイベントで挨拶含め行って来る予定。
 被災地でのセクシュアルマイノリティーの今までの報告と、今後の支援活動について。
  
 毎日新聞
 『被災とジェンダー/セクシュアリティ』告知ページ

 
 ■10/2(日)15時~ 「誰でもキック!」@新宿ヒデズキック
 


 障害者も健常者も一緒に格闘技を体験するイベント、1年ぶりくらいですね。
 次も東京ではいつやるかわからないので、ぜひ蹴りにいきましょう。
 ほとんど皆未経験者です。
 15:00に都営大江戸線改札

 
 ■10/8(土)18時~ ドッグレッグス興行 @北沢タウンホール


 言わずと知れた障害者プロレス。
 メインの慎太郎さんがこの試合で最後かもしれないので行きます。
 チケットは選手から買うのがいいのかなあ。
 知り合いは 慎太郎さん と、陽の道くんhttp://twitter.com/#!/saitoharumichi(twitter) です。


 ■10/9(日)18時~ 金色ワンマンライブ @代々木ZOO

 
 場所 http://www.ukproject.com/zherthezoo/
 
 空手の新人戦時代よくお互い応援、観に行ってた金色のワンマンです。
 もう4,5年ぶりくらいですが、ふと昔の友達のがんばりを見たくなったのでふらりと行ってきます。
 良質の江戸テクノポップ&ロックですよ。
 最近は裸執事(笑)のタイトルテーマ歌ってますw


 ■10/16(日) 10時~ JKJO全日本 @代々木第二体育館


 僕の試合です^^
 がんばります

 
 ■10/22(土)・23(日) 新極真世界大会 @千駄ヶ谷・東京体育館


 これは、僕は出ません、出れません!^^; 
 塚本選手のラスト舞台なので、チケット手に入れてできれば両日行きます。
 出費~^^;

2011年9月18日日曜日

シゴトノアトリエと「人生、ここにあり!」

 一年に一つくらい、観終わった後に席から立てなくなるような映画がある。
 去年は「アヒルの子」がそうだった。
 今年は「人生、ここにあり!」だった。  予告動画

 観終わった後、やっぱり動けなくて、お連れにお茶とか買ってもらったりしてた。

 色々とネタバレになるから書けないが、ようするに、現在は精神病院が一つもなく、地域で組合などを作って受け入れているイタリアのバザーリア法成立した後の80年代、実話を元にした映画だ。

 主人公が、病院から出て、日本でいうとやる気のないデイケア施設みたいな組合所で毎日おだをあげている元入院患者たちの所に来て、仕事を作って皆でマトモに稼いでいく話しだ。
 個々人の得意なこと要素をそれぞれプラスに使って。

 まあ、実話ベースとはいっても、フィクションだから、夢だ。
 都合のよいとこばかりきっとピックアップされてるというか、早く展開されてる。
 実際にはもう、もっともっと関係を作っていったり、仕事を営業していったりするのが本当いろいろいろいろあるのだろうが(デイケアで指導したり、シゴリエスタッフまとめて営業したりしてた自分にはもう本当に…なんというか)、どんどん進んでる。
 ハッピーな部分も。
 「元患者たち」たちの当事者性ならではのワガママだったりすれ違う部分とか。
 そして主人公のいいかんじに、いろいろ受け入れながらスルーしたりする部分も、ああそうだよねと。

 途中、色々ショックな出来事や、多々あるのだが、そして「真の自立」に奇しくも向かっていくのだが、僕は、主人公に感情移入しすぎた。

 というか、元シゴリエ代表(元、と言わせてもらおう)の自分にとって、主人公以外の何に移入する!?
 一箇所の部分で、泣いた(最後に近い部分だ)
 「引っ張り役」も、人間で、それ以外の人たちも、人間なのだ。
 
 いろんないろんな場面が、本当に思い当たりありすぎて、でもこれが「ただの夢のフィクション」でなくて、実際イタリアではずっと起こってきたことだろうと思うと、なんというか、希望が持てるようでもあり、やりきれなかった。

 「引っ張る人間」とは、ようするに「逃げないこと」だ。
 それは仕事に対しても、関わることに対しても。
 関わりから逃げない。
 今日、詳しくはまったく書かないが、この映画を観に行ったプロセス、状況的にも、シンクロというか、感慨深いものがあった。 

 「引っ張る人間」も「それ以外の人間」も、完全に対等で、役割分担なのだ。
 カウンターで、助けてほしいし、愛されたい。
 
 観てもらえないと、ネタバレになるので(色んな展開がどんどんあって、少しでも書くとネタバレになりそう)、書けないし、公式サイトや予告動画みたいな「きれいごと、ハートフル」な映画でもない。

 本当に、キた、参った。
 ねえ逃げないでうまくいくことは、人生の意味なの??
 
 わからないよ。
 この映画には希望と絶望と夢と現実がある、「ニート」と呼ばれるもの、「メンヘラ」と呼ばれるもの…たちに対して。


 シゴトノアトリエや、僕に、反感や期待、失望や共感を持つ人は、観に行って、いつか自分に聞かせてほしいな。


2011年9月5日月曜日

国際総合優勝できました/アエラ載せてます

 国際総合全日本は優勝できました。
 ありがとうございました。

 全日本…とは言っても、人数も多くなく、まあ…というかんじです。
 何年か前にも、無差別で優勝したことがあります。

 一回戦は無し。
 
 二回戦は、主催側の黒帯の人で、パンチとか早かったですが、圧力とかは無く、カウンターでパンチをとりにいきました。
 30秒くらいで、効いてるのがわかって、その後、くの字に、技あり。
 その後、15秒くらいで再びはいって、そのまま戦えませんでした。
 一本。

 三回戦というか、もう準決勝なのですが、東都などでも顔を見たことのある方。
 前の試合で一本勝ちしてました。
 パンチとローで連打してきますが、圧力は僕のほうがあったので追う形に。
 こちらもパンチローかえし、効いたと思ったのですが、最後まで戦ってました。
 判定勝ち。

 決勝は、若い、高校生でした。
 ジュニアではトップクラスの選手ということです。
 胸突きが得意で、足も使って、まわって打ち込んできます。
 時々、ジュニアらしく上段の大技も。

 僕らしくなく、いきなり飛び膝で狙ってしまいました。
 その後も、追いかけて場外に出すのですが、いまいち入ったてごたえがつかめず。
 パンチもあまり効かないのですが印象が悪く、前に出まくって手数で勝とうとしました。
 
 延長。

 途中で、ハイキックが少し当たり、けっこう効いたかんじがしました。
 本戦とそう展開は変わりませんでしたが若干自分のほうが入れていたか。
 もっと落ち着いていかないといけないですね。
 落ち着きながらも、強弱や間合いに応じた武器を使い分け。
 正直勝ちはしましたが、あまりほめられた内容ではないかもと思いました。

 判定勝ち。


 ありがとうございました。

 --
 今日発売のアエラ(朝日新聞出版)に、1ページですが、被災したゲイ、LGBTの事情や短いルポを書いて載せてます。
 よかったら。
 
 取材協力:JAPAN レインボー エイド http://rainbowaid.jp/
 ひげガール http://www.hige-girl.com/

2011年9月2日金曜日

稽古あがり (国際総合全日本前)

 国際総合全日本前の稽古あがりました。
 日曜はがんばりますー
 もし来てくれる方がいれば、メールで一報よろしくです^^
 forfutrue1979[at]gmail.com

2011国際総合空手道 第28回全日本空手道選手権大会
■平成23年9月4日(日)
僕の試合はおそらく12時以降~のはず(たぶん)
■BumB東京スポーツ文化館 http://www.ys-tokyobay.co.jp/ 東京都江東区夢の島3-2 各線「新木場」駅より10分。
■フルコンタクトの部・一般男子(軽量級)65kg未満

がんばります。

PS 今出てるファイトアンドライフに、1ページですが載せてもらってますー
 http://yfrog.com/gzyfengrj

2011年8月27日土曜日

麗しの美しい母(マドレボニータ)/体験

 憧れの(笑)マドレボニータ(美しい母の意・たしかイタリア語?)さんの、吉祥寺クラス体験回にお邪魔してきました。
 野郎が入れるのは夏だけらしいのです。
 ほら、授乳とか普通に会場でやったりするし。

  なんか昨日の夜、厚木でフラフラしてたらいきなりツイッターでDMが入って、僕がRTしまくってる病のマドレボニータ吉祥寺の吉田さんから、明日男性少ないし来いや!(若干おおげさ)とお誘いがかかりました。
 光栄ですが一人で行くとアウェイ感で怖すぎたので女の子募集!とmixiで書いたら美人産後さんのアミさんがつきあってくれることになりなんとか行くことになりました感謝!(まあ一人でもきっと心が何度も折れながら行ったと思うんですけど、本当助かりましたw)

 二人で場所間違えながらスタジオにつくと、みんなほんわかした雰囲気のレディーズ&ジェントルメンがいて、ひきこもりですが精一杯さわやかな笑顔を作ってあいさつしました!

 あ、マドレボニータさんっていうのは妊婦さんや産後さんの骨盤他バランス崩れたりするカラダのケアや予防をみんなで楽しく運動でやろうね!っていう団体さんです。
 たぶん。
 全国に広がっててすごいです。
 上記リンクのサイト見てください。
 レンタル空手家がんばろうね!

 よく男性が赤ちゃんを抱くといきなり泣かれたりして「ああ俺は嫌われてるし所詮男でだめだよな、しのう」とか思ったりするのですが、それは違って、赤さんが安心できる抱き方のコツがあるそうです。
 ちゃんとひきつけてあげて、頭はすわってないのでぐりぐりしないようそこだけ柔らかい腕の内側部分で抑えてあげで(手首だと腱鞘炎になりやすいそう)、なんかゆらゆらしてても楽しいらしいですよ。
 あと「どうせ俺なんかダメだ」とか思いながら抱いてると感情が赤さまにバレて「きもい」と泣くのでポジティブに抱っこしましょう。

 赤御は重くなってってダンベルがわりにもなるので(笑)、マドレさんでやってるエクササイズ(だっこしながら)は筋力トレにもいいそうです!

 まああと、女性は産む前はお腹いっぱいでみんな気にかけてくれるのですが、産んじゃうとなんかけっこうあんまやさしくしてくれない(気づかない)ので自分で自分に優しくというか元気にする、そしてリハビリ!(母乳の負担もでかかったりするので体力づけ)しましょうと。

 











 というかんじで説明して、1時間以上バランスボールずっとぼよんぼよんしてました。(休憩ない)
 「この人たちなんでこんなずっとボヨンボヨンしてるのがデフォなの…もうそういう生活スタイルなの?止まらないの?」と、空手家なので「全然普通だし」という顔をしながらニコニコやってました。

 ああ、あとエクサの時も笑ってるのがいいそうです。
 お産するときも、シワにならないみたい。笑ってると。
 表情筋ゆるめるとパフォーマンスがよくなるのは、スポーツや空手でもありますからね!
 わかりますよ。

 詳しくは、企業秘密だろうし?(笑・知りません。別にいいのかも)書きません。
 ボールに乗って、上半身中心に色々カラダを動かします。
 股関節にきくのがいいですね。(ほんとは骨盤らしいです。開いちゃってる骨盤をしめたりするらしいです)
 
 一緒に行ったアミさんも普通についてってるので「まじこんなの空手やってるから普通だし」と余裕でやってきました。
 まじ明日股関節どうなるかわかんないし。

















 赤さま抱っこしながらお父さんたちもボヨンボヨンしてました。
 
 軽い筋トレ、クールダウン終わったら、ちょっとしたワークショップやりました。
 これは大事ですね。
 本当はレン空もこういうシステムづけをしたいです。
 だらだらだべってること多いですが。

 よく聞く「大人の話し相手が減る」とか「子供生まれると自分の意思を出していいのか微妙になる」とかは実際あるあるらしいので、マドレさんではつながり作ったり(母でもない)自分を振り返るワークショップ大事らしいです。

 まあそんなかんじで、僕自身は、運動そのものも素敵でしたが、こうやって続けていくことが、ご自分たちの問題意識から本当に広がってるな、と実感少ししました。
 あと赤ちゃんが一緒の部屋にいるのはやはりいいです。
 「一緒だけど、忘れてないけど、お互い違うことしてるよフェチ」なので。

 











 アミさんは赤ちゃん全員をナンパしてました。

 そういえば一人のお父さんは育休一年とったらしいです。
 そういうのを草の根から広げてったほうがいいんですねきっと。

 そんなかんじ…。

 終わった後飯食ってアミさんと井の頭公園で(虫と触れ合ったり)空手してきましたwww
 フォームきれい。
 

 マドレさんありがとうございました、これからもがんばってください。
 僕はメンヘラタイプ向けに運動(格闘技)参加しやすい環境システムを作っていきます。

 
 マドレ吉田さんの今日の様子のブログです。
 みなさん素敵ですね。
 だっこをしている僕のきもさがばつぐんです!
 集合写真では社会不適合者がまじっているかんじです!不審者!

2011年8月23日火曜日

国際総合全日本出ます

2011国際総合空手道 第28回全日本空手道選手権大会
■平成23年9月4日(日)
僕の試合はおそらく14時、15時~17時くらいの間にトーナメントまとめて
■BumB東京スポーツ文化館 http://www.ys-tokyobay.co.jp/ 東京都江東区夢の島3-2 各線「新木場」駅より10分。
■フルコンタクトの部・一般男子(軽量級)65kg未満

がんばります。

前回の北海道の結果をツイッター等でしかつぶやいていませんでしたが、準決勝で負け、3位でした。
申し訳ありませんでした。

がんばります。

2011年7月30日土曜日

石巻フェアトレード東北・巡回スタッフ募集!(対被災高齢者)【有給】

 石巻で唯一といっていいほど、震災当日から動き続けていた地元民間NPO、フェアトレード東北の船長、布施さんから周知のメールがまわってきました。

 【急募】
 巡回型被災高齢者等支援事業(被災地対象厚労省緊急雇用対策事業)。
 内容…調査、巡回見回り、配達、送迎、事務、管理の各部署。
 給与…約140000〜200000。
 その他…制服、車両貸与。役目手当て、交通費至急。各種保険完備。託児所9月より。

 NPO法人フェアトレード東北 0225946883


 以前のボラ日記でも書きましたが、石巻の高齢者さんたちは在宅の方も多いですが、芯があり、自分だけで解決しようとする傾向も高いです。
 また支援も行き届いていないですが、病気や孤立で危なくなった時には遅すぎる、ということもあります。
 巡回や様々な支援を通して仲良くなり、未然に防ごうという事業です。
 以下のリンクを見てから応募してください。
 地元の被災者優先となっていますが、腰が据わった、コミュニケーション能力のある方なら募集です。(おそらくは免許も)
 我こそと思う方は、どうぞ!

 石巻 巡回型被災高齢者等訪問事業

2011年7月22日金曜日

北海道チャレンジカラテ出ます(24日)

第13回チャレンジカラテトーナメント(北海道・札幌)
平成23年7月24日(日)9時半開会式
北海道立体育センター北海 きたえ~る メインアリーナ
フルコンタクトカラテ部門 一般上級・軽量級
http://www.k-world.jp/

お近くの方はよかったらいらしてみてください!
forfuture1979[at]gmail.com
まで

がんばります!

2011年7月9日土曜日

2012皇居マラソン草コンセプト・レン空ビデオ協力募集

 皇居マラソンの助成を出すとしたらそろそろ色々と締め切りなので考えていました。

 1for1・2012のコンセプトは、石巻フェアトレード東北の被災したニート4人とつきそい(彼女も被災)の5人を交通費と宿代もってイベント招待しようと勝手に考えています。

 だけど新幹線だと10万超えw

 前日に青春18切符(仙台から6時間)で入ってもらいオリセンに泊ってもらうなら(二泊)3万くらいで済みます。(ちょうど5人だし)

 まあ勝手に考えてるだけですが。
 あっちにも話もしてないです。

 他をフェア東北に寄付してもいいとは思います。

 しかし、もし新幹線とかの場合、そういうの助成金で提出した場合降りるんだろうか…。
 そしていつも悩む人件費…。
 今年は僕以外スタッフにも出したいのです。
 あと、たぶん参加費は千~二千以上取ると思います。

 2011を一緒にやってくれた新川さんが言っていただいていたように、おそらく今年は普通のイベント形式で行うと思います。

 今年、僕の意地で「美しい参加費ゼロ円」を通したが、2012は言ってられません。
 大義は被災ニート招待だから。
 だから参加者属性も「ニート」とか「シンママ」とか「障害者・LGBT…」とか出しません。
 究極全員「普通の人」でもいい。

 会計も結構ひどかったです。
 寄付いただいたり、色々したが、もう本当に…。
 
 今年の大義は被災ニート招待とフェア東北寄付。
 それだけ。仕組みは普通のイベント。
 可能なら助成も今から取る。
 参加費も取る。
 クラスタは問わない。
 どうせ僕や僕の友達が呼びかけるなら、そういう属性になるでしょうと…。


 (しかし今年のコンセプトを僕一人で突然決めてる時点で、また、ワンマン突っ走りのにおいがプンプンするんだが、どうなんでしょうか…?だからこれは、草コンセプト、です)


 http://www.tvac.or.jp/di/list.cgi?date=20110731&cat=10&kwd=&panchro=on

 今年はここらへんを狙いたいんですが、助成とかとったことないしな… 時間も労力も… 正直きびしいです。
 やりたくない…でも…ああ


 


 話は変わって、ツイッターなどでもたびたび告知しているレン空動画です

 稽古メニュー http://t.co/7ChxURD の説明動画を作りたいと思っています。
 そこで、生徒役募集。
 無料で体験したい方など。格闘技や身を守ることの初歩の初歩の雰囲気を体で体感してみたい人とかね。
 複数・女性可。
 マスク等顔隠し可。
 未経験のほうが初々しくてうれしいです笑
 ボラ。
 日曜などに板橋や池袋・もしくは杉並区の公民館にて。

 forfuture1979[at]gmail.com にて お願いいたします。


 

 
 あともう一つ、ついでに言うと、あしなが空手家というのもあって…
 レンタル空手家は1回3千円ですが、ニート・生活保護など経済的に余裕が無く半額になるなら空手で体力つけ自立に向かいたい人が使うシステムです。
 経済的に(彼らより)余裕のある生徒が半額スポンサードします。

 空手のブログ報告と手紙交換が条件です。
 現在一人生徒希望で、待ちです。


 空手も支援もしたい人募集します!!

 あしなが空手こそ「1for1」だと思うのです。
 支援は、受けるほうもするほうも顔と手ごたえ・実感があってこそ…。
 弱者を無視したくなく、自分も健康になりたい人はどうぞ^^

 これも、詳しくなど、 forfuture1979[at]gmail.com まで。

 ページ作り急がないと…。

2011年7月4日月曜日

JKJO全四国優勝しました

 優勝できました。
 ありがとうございます。

 一回戦は、無し。

 二回戦は体格のいい背の低めの人でした。
 パンチ主体で時々ローでしたが、受けて、パンチで返しました。
 こちらも若干パンチ主体だったと思います。
 ラスト、パンチが腹にきいたかな、と思ったのですが、とられなくて、そのまま判定勝ちでした。

 三回戦は、パンチが得意そうな背は僕より少し低めの人。
 最初、パンチを警戒しすぎて前に出て、反則をとられてしまいました…。
 でも、受けれたし、パンチでも対抗できたので、そのままパンチ、ヒザ混ぜ、ローでいきました。
 ローの指示が出て、ローを撃って、効いたかな?と若干思ったのですがきめきれませんでした。
 判定勝ち。

 決勝は、主催団体のベテランエースでした。
 あぶなげないかんじの戦いをする人です。
 前に出てパンチ、ロー混ぜ。
 100kgくらいあると先生に言われ、警戒していました。
 戦略も立てました。
 しかし、いざはじまって打ち合ってみると、打ち合えました。
 パンチで前に押し込もうとするのですが、腹が空くのでヒザ蹴り。
 パンチは相手より多く。
 ローは撃つと前に出てくるので、あまり撃てませんでしたが、何度か撃ちました。
 そのうち、相手が横にまわるようになりました。
 まわれるんだー
 ただ、まわられたほうが圧力が減ってやりやすい部分もあったので、同じように追撃。
 最後、反則をしてしまい、相手も主催団体だから、引き分け、延長かなーと思っていたら、判定勝ちできました。

 ありがとうございました。

 動画は、決勝の動画です。
 http://t.co/SuBtNeS

2011年7月1日金曜日

JKJO全四国出ます(日曜)

 第3回JKJO全四国空手道選手権大会
 平成23年7月3日(日)10時ころ開会式(たぶん)
 香川県・坂出イオンホール
 一般(無差別)
 http://www10.ocn.ne.jp/~ryushin/

 がんばります。

 お近くの方、よかったらどうぞ~
(いらっしゃる場合、forfuture1979[at]gmail.com まで一報ください!)

2011年6月28日火曜日

晴れてる日に













 僕は共依存体質です。
 最近、ある女の子とよく会ったりお話をしていて、僕も彼女には共感できるところがあるものだから、色々話を聞いていました。
 今までのココロ系・自意識系体質の子の例にもれず、彼女も色んな被害を受けていました。
 僕は知らず知らず「入って」いってしまいました。
 「つらそう。なんとかしないと…」

 今までの経験から、何もできるわけがないことは頭で知っていました。
 だけれども、心はどんどんつらくなるわけです。
 どうして世界はこんなに醜いのか。
 そして自分には何もできないのか。
 知らず知らず。

 連続する試合のせいもあるのですが、「入り」こみやすい僕は、少しノイローゼ状態になりかけていました。
 別に彼女でもなんでもない子です。
 昔からそうなのです。
 勝手に、自分のほうから誘ってひきつけ、抱え込みたがるのです。

 昔、決別したつもりでした。
 彼女たちの人生には、僕は何の、保護する責任もない。
 僕自身の弱さを、見せつけられるだけというか、自分のことすら満足にできてない。
 それよりも、何よりも相手を信用していないのではないか。
 僕がいても、いなくても、彼女彼らたちは、生きていくだろう、幸せに向けて。
 それだけの力があるはずだと。

 へんに、関わろうとしすぎることで、相手の(強くなろうとする)力すら弱めてしまっているのではないか。

 そんな思いをして、付き合っている子とも別れましたし、まわりにいた、色んな女の子とも連絡を断ちました。

 あれから、10年。
 僕は何も変わっていないのでしょうか。
 でも、ふと、思い出したのです。
 自分にできることは、信じ続けることだと、まずは。

 別れる時、「いい友達になりたい」と思いました。
 相手の、母になることでも、支配的な恋人になることでもない。
 いつか、あの人と、再び出会うことがあったら、何もせず、信用して、一緒にいてあげるだけの友達になりたい。


 そう、何もせずいることすら、当時の自分には無理でした。
 「なんとかしよう」としすぎてしまった。

 昔の女の子や、好きだった子にはもう会えないかもしれない。
 もう会わないように断ち切った子もいる。
 だけど、ずっとそう思っていた。

 たぶん…。

 これから、出会ってゆく子たちは、昔からの子たちと同じように、自分の、今すぐには何ともできない「問題」を持っている子かもしれない。
 そこは変わらないかもしれない。
 だけど…。
 たぶんきっと、これが「再会」なのだろう。

 あの時別れた、数々の女の子たちと、もう一度、出会えなおしているのかもしれない。
 そう、まったくの別人として。


 自分は、あの時思った、友達であることができるだろうか。
 相手を信じられるだろうか。
 時間はかかっても、数々の出会いが彼女たちを、少しづつ変えてゆくし、変わる力があり、その側に、僕は何の恣意もなく、何も期待することなく、遠くからでも、立っていられるだろうか。


 何もできない。
 僕自身にしてもそうだ。

 だけど…。

 ここからが未来のはじまりなんだと思う。


 

2011年6月20日月曜日

東都優勝できました

 このタイトルは結構ずっとほしかったものです。
 なんとなく、3位で終わっていたり手が届いていなかったり、出場選手にやられたり、以前「すごいなあ」と思ったりもしてたので。

 だけど、自分ひとりの力でとったんじゃないなあと本当に思います。
 先生や、一緒に練習してくれた仲間、教えてる少年部の子供たちや、今居候させてくれてる家主、息抜きにつきあってくれてる友達…
 色んな人たちに、人生というか、生活含めて支えられてるおかげで土台や色んなものもできていると思います。

 一回戦目、シードでした。

 二回戦目、一回戦目を開始後10秒くらいのハイキックでKOさせた18歳の若い勢いのある相手でした。
 確かにパンチは強く、なにより足を使われてステップでまわられたので、こちらが応戦する形になっていました。
 相手はパンチとミドルキック、僕はパンチとヒザ、ロー、引き分け、感覚的には相手のほうが入っている…?
 でも絶対今日は負けるわけにはいきませんでした。
 ラスト30秒の時、どれくらいたったのかわかりません、ふと、相手の顔が目の前にあったんですね、で、よくわからず、反射的にヒザ蹴り入れてました。

 直撃、KO。
 相手は動かず、タンカがすぐに運ばれてきました。
 血も出ていました。
 
 あとで、相手のほうにあいさつ…?に行ったら、その流派の人たち皆が、心配そうにまわりを囲んで見ていました。
 彼は動けません。
 僕に何か、気づいて、目と、手の動作だけで(押忍)と挨拶しました。
 僕はヒザをついて土下座のように挨拶をしました。「押忍」と。
 
 彼はそのまま別室へ運ばれ、後のことは書きませんが、かなりのようでした。
 ですが、僕は思います。
 これは、間違えば、自分だったのかもしれないのだ、と。
 そう、色んな人からも言われました。
 彼を尊敬しています。
 強かった。
 また拳を合わせましょう。


 三回戦目、昨年の3位を破って上がってきた人。
 パンチ主体のようでしたが、かまわずヒザを入れていきました。
 パンチで返して、ヒザ、前半で効いているなとわかりました。
 中盤で、離れた時に前蹴りを入れました。
 相手が腹を押さえクの字になりました。
 技ありか?

 …ですが、その前に、彼が僕に金的(反則)をしていて、その注意がどうやら一部の審判であったらしく、注意後の攻撃だったので、無効になってしまいました…。
 その後、再開したのですが、時間があいてしまったので、相手が若干回復、効かせきれず判定で勝ちました。


 準決勝が、山場でした。
 これが、事実上の決勝だと思っていました。
 相手は、昨年の優勝者で、それまでも5回連続くらい出場で準優勝などすべて入賞しています。
 そして、一度違う大会でやったことがあり、その時は彼の反則負け(押し)でしたが、(自分が体調ひどかったのもありましたが)実際にはパンチで負けていたような気がしました。
 因縁です。

 これが山場。
 相手はそれまでの戦いもパンチでKOしていたり、効かせてきて勝っています。
 パンチを撃ってきました。
 ですが、間合いが遠く、実は自分のガードも攻撃もしやすい間合いの気がしました。
 受けて、返す。
 かなり受けられたので、相手も蹴りを使ってきました。
 あー蹴りもできるんだー。
 ローを蹴りまくってきました。
 ただ、かみ合うのでこちらも突貫、相手も正面から。
 パンチを返してヒザにつなぎ、合間にロー。
 
 途中でお互い顔面パンチの反則をしてしまいました。
 その後、打ち合っているさなか、ヒザが効き出した!!
 相手は明らかに下がって苦しそう。
 もみあいに来る。
 つきはなしてヒザ。
 効かせ返す!
 結局、相手はつかんでしまって、結果反則負けでしたが、この減点がなくても勝っていたでしょう。
 もちろん勝ちを信じて戦いに行きましたが、とてもうれしかったです。


 決勝は、連続したパンチ主体の若い選手。
 相手のペースにのまれちゃダメだ。
 自分からだ。
 とにかく相手の攻撃をガードしたらすぐにどんどん出していきました。
 前に!前に。
 開始後1分くらいで相手が急に苦しそうになりました。
 効いた。
 下突きからヒザ!前に!
 場外に出しましたが、相手の動きが止まったので技あり。
 再開して、ここは決めるしかないのですかさず腹狙い。
 また相手が手が出なくなって場外に出しました。
 結局技あり。
 
 合わせ一本勝ち。
 
 
 
 今回は、本当にすべて効かすか一本で勝てて本当によかったです。

 ありがとうございました。


 反省するところはたくさんあります。
 本当に自分はバランスが悪い。
 パンチも下手。
 足が無い。
 …。
 もうたくさん!

 またよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。

 
 http://yfrog.com/negpegz

 準決勝のビデオです。
 そのうち消すと思います。  

2011年6月17日金曜日

日曜東都出ます

第22回東都空手道選手権大会(勇志会)
平成23年6月19日(日)10時開会式
川崎市とどろきアリーナ・メインアリーナ
一般軽量級
http://members.jcom.home.ne.jp/yuushikai/

出ます。
がんばります。

2011年5月20日金曜日

FSA拳真館キャンセルになりました

 日曜のFSA拳真館は参加キャンセルになりました。
 出場人数がいなかったためです。

 今日の夜、夜行で発って、土日と、フェアトレード東北さんの所へ再度お邪魔します。
 今回はボラでなく週刊誌の取材です。
 (以前のボラ記録はこちらへ  )

 試合は6月19日の東都が次、ということになりましたね。
 がんばります。
 http://members.jcom.home.ne.jp/yuushikai/touto/22touto.html

2011年5月16日月曜日

レンタル空手家第一期終了

 今日、4年前近く前にはじめたレンタル空手家の中で、一番思い入れのあった某A君の所に「卒業インタビュー」に行ってきました。
 
 彼は1年半ずっと毎週続け、就職してレン空から離れました。

 レンタル空手家のサイトに「体験者インタビュー」のようなものをもっと作ろうと思って1年半前に離れた彼にインタビューに行ったのです。

 相変わらず、あの頃練習していた部屋に彼はいました。

 3週間ほど前にも、会いに行ったのですが、近況などを聞いたり、色々脱線したり、それに何より期間が長いので、終わらなくて、今日も行ったのです。

 彼が変わったのは、何より「親の期待から自由になったこと」「(おそらくはそこから来る)希死年慮がなくなったこと」の二つです。

 それは、空手の後半、彼と、終わった後や、時には稽古もやらずに寝転がって、聞いて、話していたことです。
 自分で人生を選ぶには、経済的に立たなくてはいけない。

 それにまつわる、彼の過去や、僕の過去を、何度も何度も話しました。
 一緒に色んな「職人」を募集していないか電話(僕は横にいるだけですが)をしまくったりもしました。
 結局、仕事(生き方)問題だと、二人の間では了解していたからです。

 そして、1年半、週6日のキツイ「嫌いだった、”全部捨てて壊れてもいいやモード”で毎日行っていた」仕事を続け、数ヶ月前にやめて、今彼は一人の部屋にいます。

 今、ぶっちゃけると彼はひきこもりモードに戻っています。
 すべての問題は短期で解決しないでしょう。
 抱えていて解決に進行していない悩みも続く。
 
 彼の自意識語りや、孤独な頭で考えてドツボに入っている話を聞いていて、僕は思ったのです。
 「レンタル空手家」は終わった。

 彼は格闘技向きの人間です。
 自傷的に、すべてを捨てて、戦場に行くように外に出て「期待しないように最低の状態に持っていって」、傷ついても傷つけられても構わない心で人と会う。
 一人の戦場です。
 だけどその戦い方は格闘技の、実にはじめの一歩なのです(ボクシング漫画のタイトルの意味でもなく)
 
 だけど、僕は彼に動かし続けることはできない。
 結局彼は、たった一人の人生なのだから。

 「卒業インタビュー」と言いましたが、最後にレン空をして1年半たって、「卒業」したのは僕のほうだったのです。

 彼と行う、「自立という幻想」と時々一緒に、ほんの少し触れながら、えっちらおっちら、下がったりよろけたりして、歩く「レンタル空手」は。

 
 「会館にいるし、いつでも来いよ」
 「NPOもずっとやってるし」
 「何か格闘技でも、はじめたらまたメールよこせよ」

 と、僕は言って、握手して「またね」といつのもように言うことをせず、別れました。
 最後に彼は「せっぱつまったらきっと動くんですよ」ということを言っていました。
 おそらく、そうなのでしょう。
 いつも、そうだったように。(レンタル空手家にいきなりメールしてきた時のように)

 
 僕は、彼に、自分から連絡をしないでしょう(文章をサイトに掲載する確認の他には)
 もう僕は「手を離そう」と思ったのです(とっくに、実際には離れていましたが)
 
 そして期待することなく、淡々と日々の淡いに紛れながら待つでしょう。
 「待つ」とすら言えないほどの、99%忘れている態度で。

 いつか、会館に来る日を?
 また、連絡をしに来る日を?
 試合場で、ひょっこり会う日を?
 納得いく大人になったと連絡してくる日を?
 「やっぱりダメだー」と来る日を?
 
 彼が自発的に、こちらに「もう一度」アクセスしてくるまで。

 そう、立ち上げたばかりのレンタル空手家のサイトのメールに、携帯から突然メールを送ってきた、あの、凍えそうな冬の夜の時のように。



 君が気に入ったなら この船に乗れ
 いつかなくした夢が ここにだけ生きてる
 どこへ行ったのか かわいい野の花は
 どこへ行ったのか やさしい魂は
 君が生きるためなら この船に乗れ
 いつかなくした夢が ここにだけ生きてる

 君が戦うのなら この船に乗れ
 胸に信じるものの ためにだけ旅立て
 どこへ行ったのか きらめくせせらぎは
 どこへ行ったのか あかるい歌声は
 君が生きるためなら この船に乗れ
 胸に信じるものの ためにだけ旅立て

 君が男だったら この船に乗れ
 力いっぱい生きて 満ち足りて死のうよ
 どこへ行ったのか ほほえむ太陽は
 どこへ行ったのか ふれあうまなざしは
 君が生きるためなら この船に乗れ
 力いっぱい生きて 満ち足りて死のうよ
 
 


 レンタル空手家の「第一期」は今日を持って、僕の中でだと思いますが、終わります。
 自分が、何もわからず、ひっぱってきたり、押し付けてきたり、がむしゃらに付き合ってきた、「自立という幻想」を一緒に目指せるものだと思ってきた日々は。

 別に、いつもどおり、申し込みは普通にどうぞ。
 
 ただ、「第一期」(何か)が終わったのです。
 僕の中で。

 おそらく、6月には第二期になるでしょう。
 別にその間もやってますが。

 
 人にはいつか、手を離さなければいけない時がある。
 たとえそれが、弟のような不器用な付き合いであっても。
 たとえ「不幸せ」な人生を続けると、無意識に選択し続けている道を行くとしても。
 僕はレンタル空手家の「第一期」から”卒業”します。
 彼と僕の夢と共に。

2011年5月7日土曜日

ニートだけど石巻行ってきた(在フェアトレード東北)

 5/1夜~5/6朝まで、正味4日間、石巻市のフェアトレード東北さんのとこにお邪魔してきました。
 いちおうボランティアで。

 目次
 ■一日目(物資支援など)
 ■二日目(独居高齢者ヒアリング)
 ■三日目(高齢者ヒアリング)
 ■四日目(牡鹿半島・女川)
 ■その他…(つぶやきです…)

 一日目 

 一日の夜に新宿から夜行バスで仙台へ。
 なんか新宿のバスターミナルで、偶然案内バイトしていたシゴリエの元スタッフに会いました。見送ってもらいました。
 まあ幸先良い運命か(笑)
 6時間弱で着いた仙台から、朝イチのバスで蛇田歩道橋まで。1時間ちょいほどです。
 事務所に着いたのは午前9時前ころでした。














 事務所の外観




 









 注意事項や応援の寄せ書きが張られています

 ちなみに高速から石巻市に入ったあたりは、もうかなり普通に日常が進行していました。
 フェアトレ事務所も震災直後は近くの川の排水ポンプが電気が切れて壊れて、水位が上がって腰のあたりまで水に浸かったということです。
 ですが水とヘドロをかき出し、今は物資置き場件本部としてきれいな状態です。

 さて、着いたら、まだ事務所は人がいなかったのですが、奥から出てきたのが、以前イベントに何回か参加してくれた竹内さんでした。
 びっくり!
 僕が参加者たちに送信したメールでフェア東北さんのことを知ってきてくれたみたいです。
 28日くらいに入って、7日までいるみたい。
 すごいですね。


 





 

 竹内さんと

 みんなは他の仕事のためミーティングへ行ったのですが、僕はまだ布施さん(代表)が来てなかったり、ということで待機。
 着いたすぐ後に、東京シューレさんのソーシャルワーカーの方も来たりしてました。

 結局この日は、布施さんたちの車で物資(中学校の給食用)を学校に運びに行ったり、事務所の配給や、物資倉庫の整理などしてました。
 
 中学の給食というのは、米やレトルト。
 生徒さんたちは被災していて、避難所から通っている子たちばかりなのですが、朝は炊き出しより早く学校に行き朝食を食えず、昼は食材が届かず、夜だけしか食べれない。
 なので、フェアトレがその中学には給食物資を持っていっていたのです。
 ちなみにレトルトというのは、学校の中では火が使えない…ためらしいです。
 布施さんいわく、県のトップはOK出してるのに、学校関係者がNGのため調理できならしいのです。
 
 










 中学校の玄関に置かれた物資

 事務所の配給というのは、午後2時から近所で被災したフェアトレ東北の会員さんたちが来て、ご飯や支援物資などをもらいにくるものです。
 3時半ころまで、並びはしませんが、途切れなく訪れて、受け取っていきます。

 








 足元にあるダンボールから様々な物資を入れて渡します

 








 積まれた物資たち。朝なので全然少ないです。

 

 






 事務所玄関から入ったところ。ここにも物資が。

 夕方は物資の倉庫に入って寄贈してもらった電池やバッテリーなどの分別や、デジカメやPCが動作するか検品?を少ししていました。

 
 
 








 カラオケボックスを借りた物資倉庫。先に入って検品していた大学院生。半日倉庫にいたので若干お疲れ^^;

 とりあえずその日はそれで終わりになりました。(午後5時過ぎ。だいたいこのくらいに終わります)

 倉庫から帰ったら、東京シューレさんの一団がやってきました。
 理事長の奥地さん以下、不登校新聞FONTEの人も。
 実はニート系NPOにもフェアトレを応援しようぜといっせいメールを出したのですが、そのメールに反応して、彼らも岩手の被災地でボラめぐりをしていらのですが、支援物資を持って寄ってくれたらしいです。
 うれしいです。
 布施さんに1時間ほどインタビューしてました。

  
 







 奥地さんやシューレの人たち。マスクの方が一緒にボラもしたソーシャルワーカー鈴木さん

 宿舎はGW中は近くの集会所を借りていて、そこで寝袋や若干の毛布などで雑魚寝していました。
 GW後は、事務所の2階などになると思います。
 女性陣はGW中も2階にいたと思います。

 夕ご飯に、作ってもらったカルボナーラのパスタを食べ、夜は、一橋の大学院生の人3人が車で来ていた(車で来ていたのですが、その車は「使わないから」と、そのままフェアトレ東北に寄付したそうです!スゴイ!!)のですが、彼らに一緒に乗せてもらい、事務所から50分ほどの温泉に行きました(さくらの湯)
 外風呂も広くて、めちゃめちゃ気持ちよかったです!
 風呂は入れないかなと思っていたのですが、ありがたい~

 








 大学院生たち。仲良くしてくれてありがとうでしたm(^^)m 運転席に座っている人は、以前東北大学にいて、現フェアトレの事務局長でもあります。

 宿舎に帰ったら、大学生たちが飲んでたので、まあ混じってもよかったのですが、なんとなく気持ちを切り替えたかったので、外で1時間ほど空手してました。
 不審人物ですよね…。
 その後、少し彼らと話す。
 大学生たちは、色んな大学の医学部グループで、徳島や島根など、遠くからも来ていました。
 男女半々くらいで、男の子は泥出しとかもしてましたね(フェアトレの仕事ではありません)
 寝たのは、12時半ころでした。
 
 








 宿舎(集会所)の中。キレイですね。ピーク時は大学生たちが30人以上いました^^;ギチギチ


 2日目 

 この日は、石巻海沿いにある被災地で、自宅に残っている独居高齢者を見つけてヒアリングをしました。

 被災者の人は、避難所にいる人ばかりではありません。

 とくに高齢者は避難所の中でも隅においやられたり、ほっとかれたり、居場所がなくて、2階だけでも住居が残っていたりすると、自宅へ帰って暮らしている人も多いのです。
 フェアトレは以前、避難所を出て徘徊しているおばあちゃんを保護した経験から、排除されている高齢者がいることに気づき、それぞれに物資を届けたり、話を聞くなど支援をしたり、広くヒアリングをしようとしています。
 
 また、主な避難所である学校がはじまり、4月に入ってから避難所が解散している場所も多いのです。
 自宅に戻れる人は(状態がひどくても)、戻って生活している人はかなり多いです。


 8時前に起きて(その前に、大学生の空手経験者と、ほんの少しだけ空手のウォームアップをしてました^^;)ご飯を食べ、9時から集会所で班分けと打ち合わせをしました。

 一班10人弱くらいの4班に分かれ、さらに二人一組で調査に入ります。
 僕のペアは、東京の地図専門出版社の女性で、物腰きめ細やかな方でした。
 
 10時ころに現地入り。
 途中、津波を完全にかぶった所を通って行ったのですが、これがかなりひどい光景を実際に目にしたはじめてでしょうか。
 
 現地の避難所でもある小学校に車をとめ、分担したエリアに分かれて一軒一軒たずね、独居の高齢者はいないか調査します。
 僕たちのエリアは、基本的に住宅街だったのですが、公営住宅も少し入っていましたか。

 この日は、詳しく話しを聞いたのは、5,6人だったでしょうか。 

 聞きとるのは、年代や家族構成などプロフの他、経済状況、衣食住(3食食べてるか、栄養状態、着替えや洗濯、入浴、住居の状態)、それから一番大事なのが健康状態です。
 持病や、状態(要介護か等)、口では「元気だ」と言っていても、様子や世間話から突っ込んで?聞き出すのです。
 (経済状況も聞きにくいので、世間話的に聞いていきます。まあ、他のヒアリングと同じですね…)

 住んでいる人は、外からの人だと警戒する傾向があるので、「蛇田(フェアトレの場所)から来たNPOです」と最初に言います。
 そうすると、ああ、蛇田から来たのか、とわかってもらえます。

 一人目は、対象ではないのですが、行きがかりで話した、70代の品のよいおばあちゃんでした。

 (以下、インタビュー内容を書く際は、すべてプライバシー保護のため細部等を変えています。おおまかな意味合いは変えていませんが)
 
 築30年のお家は全壊。
 最初は夫婦で、お兄さんの所にいましたが、そこの家の旦那が自分も被災者だったのに加え慣れない共同生活で倒れてしまいました。
 そこで息子夫婦の所に行きましたが、息子さんの奥さんの家族も避難してきていたりして、いにくいので、結局幼稚園の避難所にいて暮らしています。
 お会いしたのは、その息子さん夫婦の所で、お釜が手に入ったので、届けに来ていたのです。
 
 持病があって、薬を持ち歩いています。
 震災後は、緊張が続いて、一度も発作が起きていないそうです。
 「持病を抱えて、70を越えて先行きのわからない二人が、これからどう暮らしていけばいいのか。仮設も抽選当たらないし、毎日が不安。転々として、まわりにも気を使って眠れない日々が続きます。2,3日でも、どこか安心して休みたい…」

 「ここの地区の被災者たちは、今も(震災)当日のまま。石巻の中心あたりに行くと、まるでなにごともなかったかのように日々が進んでる。その差が、辛い。同じ市民でありながら…」
 話ながら、少し涙ぐまれていました。

 「でも私たちは戦争を経験してるから。強いのよ。この震災を経験した今の子供たちも、これを通じて、強い大人になってほしい」









 

 
 



















 こんなかんじの情景が続くエリアです。道だけは瓦礫撤去されてますが、かなりの家が被災しているままです。

 午前中は独居の人は見つかりませんでした。
 「独居の方はいませんかねー」と聞いても「このへんはいない」とか「避難所に行った」(もしくは亡くなった)とかと返ってきたりします。
 それでも一軒一軒まわりましたが。

 お家の中はプライベートなので出しませんが、お家の中もひどい有様なのに「ここに住んでるのかなあ…」と思いながら「こんにちわー」「失礼しますー」と声をかけていました。

 他に、独居じゃないのですが行きがかりや、孫と住んでいるのに間違えて話を聞いたりしてました。

 「外国には、いいこと言ってるけど(震災があっても礼儀正しい、ゆずりあい?等?)、実際避難所の中では、若い人たちばかりがいいようにしているよ。場所をとるのだって、(彼らは)足を投げ出して、年寄りたちは体育座りだし、たまに少しスペースを空けてくれても、夜になって寝る時になったら”どいてくれ”。物資とかだって、体力のある人が有利に暮らしていて、年寄りとかは皆隅のほうさ。それは住みにくいよ。(避難所から)出ていきたくもなる」
 という声も聞きました。

 午後1時ころになって、小学校に戻ってご飯。
 分担のエリアが終わったので、午後は他のエリアに行きます。
 
 しかし、瓦礫の中を踏み歩いて家に行くので、やはり粉塵がひどいですね。
 話す時は僕はマスクはとりますが、途中から、普通のマスクではなく、道場の人にもらった防塵マスクで歩きました。
 それでも若干のどをいためました。

 そういうところで、皆暮らしています。
 マスクをしていない人も多かったですね。

 午後も、何人か聞きました。
 完全に家が壊れて2ヶ月ぶりに借家で暮らすことができた人、津波の時はベランダの手すりにぶら下がり続けて助かった人…。
 
















 自宅避難者が多いエリアでは、いたるところにこうやって、使い物にならなくなった畳が道に積まれています。

















 ↑横に農地があるお家は悲惨でした。ゴミが農地にたまって、いつまでたっても撤去しないので、腐りまくってウジもわいてきているのです。
 洗濯を干しても、ゴミのにおい。
 実際本当ににおいがきつかったです。
 「NPOです」と聞いてまわってると「どうにかしてくれ」と泣きつかれました。
 自衛隊は、ほんの少しだけやって、撤去してそのまま行ってしまったようです。
 実際このエリアの自衛隊配給は次の日で終わりのようです。
 「どうするんだ」と皆言っていました。

 
 午後は、独居の高齢者を一人だけ見つけました。
 
 「いったいあなたたちは何をしてくれるんだい?自治体もNPOも何もしてくれなかった。結局家の壊れたものたちは全部自分で買い換えたよ」
 
 洗濯機も、お風呂の装置も買ったと言っていますが…本当はどうかわかりません。
 なぜなら、このエリアはガスも通っていない所が多いからです。
 水の配給もされています。
 
 「補償はいつされるんだ。本当されるのか。何にも来てない。避難所にいる人たちはいくらかもらっているという噂も聞くよ…?私たち(自宅にいる人)は震災後一銭ももらっていない」

 そう言って配給をもらいにゆっくり出かけていきました。

 
 5時ころに終わり、帰りました。
 
 










 事務所はいつも人でいっぱいです。スタッフやボラだけでなく、近所の人たちも、布施さんたちの活動を手伝おうと詰めてきてくれたりしているのです。

 夜は空手をした後、また大学院生さんたちの車に乗せてもらい、昨日よりは近い温泉に行きました。(ふたごの湯)
 毎日入れるなんて感激です^^
 その後、一緒に泊まっている医大生たちが最後の夜だったので、酒盛りなどをして話しまくってました。
 とくに徳島大の女の子とかなり話してましたねー国境の無い医師団にいつか参加したいようです。
 みんな素敵で立派だね!!
 さすがに、12時過ぎたら、僕は明日もあるので台所のほうで耳栓をして寝ましたww


 3日目 

 
 大学生たちは帰るので、昨日や今日新しく来たボラの方たちなどと、若干人数は減りつつ、2班に分かれて別のエリアの調査に行きます。
 昨日とは若干違って、今日は在宅高齢者なら、誰かと一緒に住んでいても聞き取るらしいです。
 
 そういえば、昨日は「何かあったらここに連絡してください」と、インタビューした後、皆が、フェアトレのチラシを渡したのですが、反響がすごかったらしいです。一晩で20本くらい電話がかかってきたようです。
 それだけ、色んなものが物心両面において行き渡っていない所が多いのでしょう。

 10時過ぎに現地に着きました。
 自衛隊が瓦礫の撤去をどんどんしている地区でした。
 第一印象は「粉塵がすごいな…」

 車を停めた中学校でも、ほとんど外に出ている人はいませんでした。
 今日は、偶然、竹内君と一緒にまわることになりました。
 元ニートペアですwww

 担当したエリアなのですが、いきなりもう誰も住んでいない所が多すぎました。
 粉塵の他、においがヤバイ。
 流されてきて乾いたヘドロ、腐った魚などの匂い。
 ただでさえひどい家の中の状態なのに、これで自宅に暮らすのはちょっと大変だろう…。

















 こんな状態のところばかりです。いちおう声をかけていきましたが、返事はありません。

















 玄関。内部はうつしませんが。一階部分もこういう状態のお家ばかりです。

 ところが、いらっしゃいました。
 
 「もうこれじゃたぶん”いない”ってチェックしていくばかりだから、二人わかれて動こうか」
 と言って一人ずつ動いた矢先です。

 ここもいないんだろうなーと思って「失礼しますー」と門をくぐったら、中から物音と声が。
 かくしゃくとしたおじいちゃんが出てきました。

 ご夫婦で暮らしています。
 1階は庭も含めてひどい状態なので、2階で暮らしています。
 ただ、昨日社会福祉協議会のボランティアがやってきて、1階をかなりきれいに片付けてくれたそうです。
 「自衛隊と違って”これはいりますか?”といちいち聞いてくれてから捨てていくのがうれしかった」と。

 奥さんが腰をいためており、避難所は痛くていられないので家に戻ってきたと言っていらっしゃいました。
 しかし、実際は、この方は動きたいのではないか?と思いました。
 「栄養バランスは?」
 「この状態で栄養とか言っている人たちはぜいたくだよ!避難所の人たちは、毎日ごろごろ寝てばっかりいる。あれはどうかと思うよ!」

 庭が瓦礫の山だし、片付けようにも車が2台流されて入ってきてしまっていて、片付けられない。ゴミを出しても、道路もゴミだらけで、これ以上捨てると道をふさいでしまう。
 だから車も買えない(車でないと、奥さんをお風呂にも連れ出せない…)
 自転車で40分くらいかけて週一度くらい買い物に行く。
 炊き出しのものは脂っこくて受け付けない。
 配給のラーメンや、買ってきたもので自炊をしています。
 ガスも電気も(もちろん水も)通らないので、七輪で。

 「今ほしいものは、使い水。飲み水はくれるんだけど、もったいなくて洗濯できない…。それから石灰。ゴミを片付けた後に撒きたいが、重いし、自衛隊もこのエリアの自宅の人には持ってきてくれない」
 
 「市の人が、自転車で拡声器とかで”今日の水はどこで配りますよー”とか叫んでくれないかなあ。わざわざ避難所に来て、見ろ、っていうのもどうかと思う」(ボランテイアでもいいですよね)
 
 「全壊なので全部取り壊すけど、その後に仮設でもいいから建てて住みたいなあ。年金生活者だからプレハブでもいいんだ。ただ、この地区はもう津波で危ないから公園とかにするっていう都市計画があるとか聞いたり、それが一番不安だ…情報を開示してほしい」

 45分くらい、話を聞いて、一度立ち去ったのですが、奥さんがどうしても気になって、もう一度たずねました。
 腰の他に持病も持たれてました。
 「近所でよく立ち話とかしていた人たちが、なくなったんだけど、夢に出るんだ。さみしそうに立ってる。それでいつも夜3回くらい起きてしまう。眠れないから昼に少しだけ寝ている」

 (上記はプライバシーのため細部変えてあります)

 















 許可を得てお家の中を写させてもらいました。他にも写してありますが公開しません。家の外のも。真ん中にあるのがお料理をされている七輪です。

 午前中は、他にやはり住んでいる人が見つからないまま
終わりました。
 粉塵の校庭でカロリーメートとかを食い、残りのエリアへ。

 若干、(比較的ですが)午前のエリアよりはお家たちがちゃんと建っていて、若干ですが、住む人もいました。
 高齢者ばかりでなく、若い人も住んでいました。
 ものすごく疲れた顔で、やせた、僕よりも少し年下だろう小柄な女性が出てきて、なんか胸が痛くなりました。
 「他の地区は配給も出ているらしいのに、うちの地区には来ない。(炊き出しだけ)なぜなんでしょう…?」
 
 おそらく…この地区はほとんど避難所にいると勝手に認知され、自治体からは配給が行われないのでしょう。
 それは言いませんでしたが…。
 
 











































 このイタズラ?は人のいる証なのか^^;;;;

 それから、また海沿いに戻っていったのですが、言い方は悪いですが「ゴーストタウン」化していました。
 昨日のように、1階部分は壊れていても人が残っているのではなく、人も通らない。

 住宅地だったはずなのに。
 1時間半くらい、声をかけはしましたが…、誰にも会わずに歩き続けました。

 















 地図には家があるのに、何軒も存在しませんでした

















 何度もため息をつくパートナーの竹内くん。実際僕もこの日は少し疲れました

















 周りが崩れた中、一軒だけ「なんとか」立っていた家。誰もいません

















 海鳥が集まっています。住宅地なのにヘドロのにおいも含めて浜辺のようです

















 おそらく下水が壊れているようです

 車で帰って、レポートを書き直して(2つしかとれませんでしたが)、注意したほうがいい高齢者がいるポイントをつけた地図を出して、上がりました。
 この日はちょっと皆疲れていたようです。

 温泉に皆行ったようですが、僕は勘違いで間違えてしまい、空手をしていて行けませんでした^^;
 持って来てた大きいお手ふきをたくさん使って体を拭きました。

 夜は、少しだけ事務所のほうでダラダラしてましたが、11時ころに集会所に帰って寝ました。
 個人的に、この日が、4日間の中で一番印象深かったです。
 自分の中の石巻の「被災地」のイメージは今のところこの日のようです…。


 4日目



 7時過ぎに起き、今日は夜に帰るので朝のうちにちょい空手をしておきました。
 昨日までのようなヒアリング班か、配給の手伝いに入る予定だったらしいのですが、布施さんが被害のひどかった牡鹿半島を案内してくれるという話を聞き、そっちに行けることになりました。

 
 






 セカンドハーベストさんがフェア東北さんに協力していて、カラオケ屋の倉庫から2トントラックで配給物資を積み込みます (配ってるところは撮り忘れました…)

 半島に行く前に、個人宅に物資を届けに行ったりなど。
 フェア東北には、あちこちから物資要請があるのですが、細々と全部まわっていたらとても手が足りないので、その地区でまとめてもらっているやはり在宅避難者の人などに、まとめて物資を届け、分配してもらうのです。
 
 途中でセブンイレブンが小さな店頭販売だけやっていましたが、その500m先ではフェアトレ&セカンドハーベストの配給をやっています…。うーん…。
 みんな配給に行くだろうでした。
 あと、配給から2キロほど離れた小学校の校庭で、大々的に自衛隊が配給を行っていました。
 たぶん避難所用に自治体に届いた物資で、数が足りないで貯め込んでいたものたちをそこで一気に放出したのではと思います。
 他のNPOと連携とらないとその地区や他などの効率悪いし、その場所だけではもったいないと思うんですが…、これもちょっと微妙な感じの風景です。

 正午過ぎに牡鹿半島へ出発。
 「ボラに来る人たちには光景を見てもらって広めて発信してもらいたい」(布施さん)とのことです。

 行くついでに、集落でたった一つ残った家(そこに何世帯も寄り集まっています)に、簡易で入れるお風呂を持っていきます。
 ナノミストと言って、介護用に開発されたらしいのですが、超微量の水蒸気で、中に入ると岩盤風呂みたいにサラサラした汗で汚れがとれる(除菌効果あり・服着たままでも可)というすぐれものです。
 色々あって(自治体の不手際が因で詳しくは書きませんが、フェア東北は自治体の手の届かない、または手際が悪すぎたりどうかと思う処置をカバーしまくっています。それがほぼ全てです)フェア東北に「配ってくれ」と言って企業から寄贈されたものです。
 そこのお家は水道は止まって、山水を使っている状態ですね…(電気は来てる)

 
 ここから半島~女川の写真になります。

 






























 海沿いの集落エリアに入ると、こんなかんじの道が続いています。道だけは通れるようになって、あとは相変わらず瓦礫の山。通る車もほとんどありません。自衛隊くらいか。
 地図を見てもわかるのですが、牡鹿は本当に海のすぐ裏が山の地形です。
 一つ山を越えると、小さな港の集落があり、また山を越え、また小さな集落が…というかんじです。
 そこの一つひとつに、少しづつ、残って住んでいる人もいます。

 
 
 













 小網浜には布施さんの実家があります。この船の下に潰されてしまいました。幸い、ご家族は助かったそうです。

















 これも小網浜です。地元の漁師さんたちが瓦礫を整理したり整理したりしています。他には誰もいません

















 ナノミストのお風呂をお渡しする高台のお家に着きました。写真を見てもわかるとおり、この家以外は周辺すべて津波で流されてしまっています。

 

 










 組み立てたお風呂です。この中にすっぽり入って、服のまま(汗かきますが)入浴できます。電気と水1リットルほどあれば可。みなさん明るく接してくださいました。フェアトレ東北が信頼されてるなーと思いました。
 



 













 高台から帰ります。本当にすべて流されました。






 



























 最初は海沿いの広場かと思っていたら、住宅地があってすべて根こそぎ流された跡なのでした。谷川浜地区。










 半島は石巻の反対側、泊浜の在宅避難の子供たちに、おかし他、いろんな物資を持っていきました。子供たちがバルーンをふくらそうと遊んでいるところです。









 泊浜は、5月10日で避難所も閉まってしまいます。半数のお家は流されてしまっているのですが…。倉庫を改造して移るようですが…。配給も止まるのでどうしようもなくなって「持ってきてくれ」と言われたフェアトレさんが「1ヶ月だけなら…」と届け続けています。



 





 拡大するとわかるのですが、帰る道で子供がずっと手を振ってました。たぶん被災してヒマだったりちょっとさみしかったりなんでしょう…あとなんかガムとか絵をくれました。

 その後、女川を通って帰りました。
 













 

























 水位があがってしまっています。








































 女川は被害が有名ですが(もともときれいな場所だったのがさらにギャップでしょう)、”観光”スポットとか布施さんが皮肉気味に言ってました、まあ僕らも見に連れてきてもらったんですが。実際は撤去の車がぽつぽつとくらいしか通ってませんでした。

 4時過ぎに事務所へ帰りました。
 布施さん忙しいのにありがとうございました。

 











 その場にいた野郎ボラたちで撮ってもらいました。俺手突っ込むなよ…^^;;

 今日帰る人が何人かおり、長くいる仙台のボラの方に、みんな仙台まで送ってもらうことになりました。
 そんで皆で牛タン食い(定食で1200円くらいなのに、超でかい!さすが!うまかった!)、それぞれ別れて、夜行バスで帰りました。
 
 
 その他…

 
 仙台駅にて…ホームレスが何人もいました。
 「被災地」から帰ってきて、もう元通り気味の仙台にも、ホームレスはいる。
 支援に来た人たちは、ここを通っているはず…。
 皆何を思ったのだろうか。

 僕は、”支援”は「自分のしたい範囲でしかできない」と感じました。
 避難所や被災し自宅にいる人たちと、ホームレスたちと、どちらがどういう状況か…。

 今回のボラで感じたのは、最初、布施さんたちの「地元愛」なのかな?と思いました。
 「行政のまずい支援で割り食ってる人たちをほっておけない」と。
 それから「そういう人を地元で見てしまったのなら、やらないわけにはいかない」という気持ちなのだろうとも思いました。
 
 実際布施さんも「勝手にやってるんだ」と言ってました。
 自治体の人間を在宅の人たちや限界集落に道案内して、レポートをまとめ提出しても「何も行ってない」。
 だから勝手にやってるんだ、と。

 
 







 布施さん

 僕には故郷も地元もありませんが、僕らが被災して、ゲストハウスの路地に住んでいるおばあちゃんがとんでもない目にあってたら、動かずにはいられないでしょう。
 たぶん、そういうことが、石巻のフェアトレでも起きているのではないか。

 もともと、フェアトレ東北は、同志みたいなもんと思ってた感じです。
 ニート系で、補助金も使わず、パンクにニート米他作物を販売して収入を出し、既存の支援では手が回らないことを当事者と生々しく向き合いながら続けてきました。
 イベントでニート米10キロもらったってのもありますが、んじゃあ、仲間がなんか今、意気だし、それなら関心がある、というわけです。僕自身は。

 自分はニートです。
 今も、大家が障害者でモノが整理しにくい家の中、なんとか3畳ほどのスペースをあけてもらい居候させてもらってます。
 月収は、NPO活動をはじめた4年前から常に生活保護以下。
 正直「被災地」の様子を見ても、実際に当事者から話を聞いても「かわいそうに」とは思いません。
 申し訳ないですね。

 ただ、フェアトレが動くなら…、と思っています。
 被災とか、そういうのに関係なく、今彼らが大事な時で、命がけで取り組んでることがある、というのを東京にいるよりリアルに感じてきたわけです。
 それだけです。

 それをあらためて感じた”旅”でした。


 これからフェアトレさんにボランティアに行こうとする人には参考にしてもらえるとうれしいです。
 
 今回、僕の感じたところでは「当事者のことは、当事者が一番だろう」ということです。
 だから、お金なのです。
 もし彼らを応援したいと思ったら、こちらで継続して金を送れる仕組み(ニートの僕も無理をせずに)を続けることが一番なのでしょう。
 なんとなくですが。
 そうすれば、被災者をやとって、現地の支援等を続けることができる。
 そのうち、フェアトレのことですから、新しい事業でまくり返すでしょう。
 それまで。


 ボラの人は、今現在は、長くいれて、運転ができて、女性の方を一番募集しているようです。(ブログ参照)
 今回自分が見て聞いてきた、自宅で暮らしているおばあちゃんのお風呂にまわるためなど。
 それ以外もOKだとは思いますが、問い合わせてみてください。

 フェアトレは、今月中旬から、以前の利用者を呼び寄せて、従来の活動(ニートや障害者たちで販売できる作物を皆で作り自立を目指す等)を再開するようです。
 そちらに労力を割けれるためにも、これからが大事なのでしょう。

 そう、これからなのさ。


 布施さんをはじめ、NPOフェアトレードのみなさん、ボランティアのみなさん、ヒアリングさせてもらったみなさん、ありがとうございました。