2009年9月12日土曜日

プライド・マイノリティ

 ホームページのほう、だいぶ直しました。
 ニーテイングや参加者を広く告知するにあたって、わかりやすいようにね。
 どうもわかりにくい、って声もあるみたいですが、よく読めばわかるはず。
 逆に、今までにないあり方なので、一言では説明できないというのもあります。
 HP内に外部リンクしてある部分も含めて、読んでほしいところです。

 今日、夜にNHKの「きらっと生きる」でユニークフェイス(顔にあざなどがある人)の当事者の氏家志穂さん(ニュース和歌山)という方が、顔と名前を出して出演していました。
 僕は見られなかったのですが、番組ホームページに詳しい内容がアップされてます。(来週も再放送があります)
 
 ユニークフェイスは、その言葉を作り、日本ではじめて顔面のあざに関する著書を出し、問題解決へ向けた団体を立ち上げた石井さんを知っていて、色々ものをいただいたり、お世話になっているのですが、ほとんどその問題自体が知られていません。
 当事者が前に出て、語っていかなければ、他の人たちの理解は得られることはないし、当事者たちの問題もいつまでたっても変わらない。
 「きらっと」のリンクを見てもわかるように、差別問題なのだ。

 僕はユニークフェイスの当事者はほとんど知らないし、問題の実情に関しても本などで「へーそうか」というものしか知らない。
 しかし、当事者が顔と名前を出して訴えかけることの勇気は少しはわかるつもりだ。
 ユニークフェイスの人は「外に出た」だけで、視線にさらされる。
 それを外に「知ってほしい」と出していくのだ。

 彼女は、当事者同士の自助団体と、知ってもらうための講演・訪問活動をはじめているという。
 この夏から。
 時代は変わっていくのだ。
 いや、変えていくのだ。
 少数派の当事者たちの、その中でも本当にごく少数の当事者たちの中から。

 いつか、少数の当事者たちのうねりの中から、社会を変えられるだけの影響を作り出す日が来るだろう。
 少数派たちの中の、その中でも少数の、最初の者たちから。
 歴史はいつでも、たった一人の思いから変わってきた。
 いつか少数派たちが…皆自分の人生に誇りを持って生きる日が来るまで。

1 件のコメント:

  1. ブログで言及していただきありがとうございました。

    ユニークフェイス イシイ

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