2009年6月15日月曜日

メンバーそれぞれが「NPOを動かそう」として欲しい!!

グーグルグループにメンバー向けに書いたのですが、図らずも今の自分のNPOに対する気持ちが出ていると思ったので、NPOに関心のある方などにも基本方針が読み取れるかな、と思ってこっちにも載せます。

いささか飛ばしている部分もあるとは思います、具体的なことも書いてはいません。
が、代表としての本音です。

--
えーと、とりあえず今自分の金策で非常に余裕がなくて、ボランティアなことまでまわっていません。

とりあえずこのNPOは、旗印は「あなたらしい自営や体力づくり(脱ヒキ方)に伴走します」ということですが、収入手段が安定して確立していない今
「これをやりたい!」と具体的に目標を持ち、ある程度実行していける人に「NPOの旗印を使ってください、そちらから声をかけてくれれば相談や伴走には乗ります」という状態でしかありません。

なぜなら「サポート自体がボランテイア」の状態だからです。

もちろん、サポート自体を「ボランテイアでやりますよ!」というイキのいい学生さんなどがメンバーに加わったなら、収入手段を試行錯誤する状態と平行して、伴走サポートもできるかもしれません。

伴走サポートすることは、それだけでコストです。
だからこそ僕は「レンタル空手家」と名づけて、顧客からお金を受け取り伴走する方法をとりました。
話を聞くことですら、コストになるのです。

少なくともしばらくは、僕のほうから声をかけたりして「ヒアリング」などをすることはできません。
僕の事業計画書を見ていただければわかるとおり、めちゃめちゃ生活がいっぱいいっぱいだからです。

しかし「NPOシゴトノアトリエ」は続けます。
当然。
この状態を打開することこそが、シゴトノアトリエのミッションでもあるからです。

世間一般、皆自分のことに「いっぱいいっぱい」で、ニートやひきこもりのことまで頭も関心もまわりません。
それは、金銭的なことかもしれないし、精神的なことかもしれません。
その状態を打開し「自分一人ではなんともできない」と思っている人と一緒に歩む社会を作ることが、シゴトノアトリエのミッションの大きな一つだからです。

だからこそ、今現在の、メンバーへのサポートも満足にできない状態から、抜け出す過程すら、NPOの活動の一つなのです。

どうすればいいと思いますか?

自分を助けるために、自分一人ではにっちもさっちも動かないこの状況を打開するために、どのようなことが、メンバーそれぞれにできますか?

メンバーそれぞれが「NPOシゴトノアトリエの立ち上げメンバーだ!」という自負と自覚を持ってもらうことこそが、団体を前に進める第一歩です。

上から指令は降りてきはしません。
そんな時ばかりではないことも多いということです。
上からのやることに、従ってお金がもらえる活動の仕方は「雇用」です。

メンバー一人一人が「NPOを動かす」ためには自分がどのように動けばいいだろう、と考えてこそ、このNPOは動くし、その自発性こそが「自営」という活動です。

僕はボランテイアでは、現在NPO自体をサポートすることはできません。
自分が生き延びるのにいっぱいいっぱいだからです。


あなたたちは「NPOシゴトノアトリエ」を自分自身の手で動かしていきたいと思いますか?
それぞれ自身の自発性によってしか、この船は動きません。

そう思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿