本当に金がないと、何が一番「貧しい」のか、ということがわかってくる。
それは、「心」だ。
本当の問題は、「貧困」なんかではない。
金が無いことでも、食い物が無いことでもない。
もちろん、それらは応急的には必要なことだ。
だが、一時的に満たされても目の前に空いている虚無みたいな暗やみは消えない。
この闇が、本当の「貧困」だ。
誰にも期待できない諦めた心。
求めようとしてしおれる心。
自分自身にすら、関心を持てなくなる心。
助けを求める声が、喉から、もう何年も封じられ忘れてきた心。
貧しい。
貧しい国、日本。
この国が貧しく無いとは誰にも言わせない。
一人の孤独が、国のそれ以外の人間の幸せを凌駕することがある。
もうこの国を、変えたい。
昔には、戻れないし、戻ろうとすることは、誰かの心と貧しい心を泥で塗り固め見ないようにすることだ。
本当の孤独は、声を上げれない。
せめて己の望んだ汗で、体の声に耳を傾けはじめること。
体の声を安心して出せること。
もう変えたい。
誰かの痛覚すら感じなくなった痛みを、聞こえなくなってしまうことを。
無関心とは、貧しさ。
自分自身への無関心と、社会への無関心を、みそぐため共に走ろう。
貧しい心を、汗だけが清く洗う。
もう変えたい。
この国の、わたし自身の、無関心を、貧しさを。
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2010おとなもにーとも皇居マラソン1/9(土)
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