初回は、シード。
緒戦は、一回戦をあがってきたほぼ同じ年の黒帯でした。
スピードがそこまではないと思ったので、後ろ蹴りを3,4回出すという僕にしては珍しいアウトレンジも。
つかみの注意がきつくて、一度とられ。
中盤、ヒザが少し当たったのですが…
この大会は、完全に忘れていたのですが、「有効」というポイント制があるのです。
「ノーガード」の顔面を「的確に」とらえれば、「有効」。
試合間で、有効が一つあれば、判定で決まってしまうのです。
で、上段ヒザが「有効」。
いつもなら、かすりのヒザです。
(うーん)
まあ、自分に、まあお得なんでしたが…。
で、有効なくても、とりあえず色々大技も含め、前に出て手数も。
今回、なぜかローなども効かせられず(ヒザも)、たぶん焦ってしまっているたのかもしれません。
去年の、無差別のこの試合の時もそうです。
「有効」というか上段に意識が散ってしまい…。
まあ、判定勝ち。
で、次から名のある選手。
ジュニアでけっこう強いらしいかったです。
確かに、当たりも弱くない。
ただ、腹やローのガードがあいていたので、ここを攻めようと思いました。
20秒後くらいまでは。
相手が上段をすごいパンチからのコンビネーションでスッと出してくる。
最初は、かわしました。
それからも、かわしました。
ただ、自分が愚直に行きにくいな、とは思ってしまいました(パンチ、ヒザで)
で、こっちも時々上段出したりで…。
たしか前蹴りだったと思います。
なんか、当たった。
フルコンだと当たったら当たったで(僕はよくけっこうノーガードでもらうこともあります)そのまま前に進んで相手のバランスを崩したところを突っ込むのですが
「有効」
うあ…
やべえ。
こっから戦法を完全切り替えて、慣れない上段取り返しにステップ気味に行くことになりました。
思えば…
■ローがけっこう入るかんじだったのでローで効かせて技ありを取りにいければ…?
■ハイキックなどフツーのポイント取り系は、どうせ相手のほうが上手いのだから、僕は僕の得意な上段ヒザで当てにいけばよかった(当てさえすればポイントだったが)
1番目は、おそらく、今回先生がセコンドにいなかったのですが、いても、そうしろとは言わなかったでしょう。
僕も、まあ…とは思います。
2番目は、そればかりでは入らないかもだろうが、もう少し、上段ヒザも混ぜていければよかった。可能性が高まった。
試合中の判断、というやつですよね…。
相手のように、自分も前蹴り、後ろまわしなどで取りにいこうとしてしまいました。
前半上段ヒザ一回出したのですが、それ以降は無し。
取りに行けばよかった…。
で、さらに相手の間合いだったのだと思います、もう一度何かで「有効」とられて、合わせ技あり。
うわ…。
で、なんやかんやで時間切れ。
今回、僕は完全某作戦があって、判定で狙って行こうとしてました。
トーナメントを。
それが裏に出たのですね。
基本、倒しに行くんですよ。
倒さないと!空手なんだから!!
という負けだったと思います。
相手は10代で、ジュニアあがり、テコンドーもあったそうです。
後で先生から聞いた話…。
--
去年、6月の試合で、僕は一回戦で違う10代の某箇所を折っていました。
他も色々。
結構、復帰が大変と思われる場所です。
つらかったでしょう。
で、彼が僕の反対側のシードで出てました。
その大会の、今年で、彼は優勝していました。
思えば、去年も、その一本がなければ引き分けかマストだったら相手…???くらいの競っていた試合でした。
復帰していたんですね。
すごく調子がよさそうだったし、でも彼も優勝者に後ろ回しでKOされてしまっていましたが。
ただ、その後で、話しかけてくれました。
本当に、若い、素直、ってかんじの出ていた子でした。
そうか、さすがだね、とはもちろん言わず…。
応対していましたが。
いや、でもよかった。
そうだよ。
だから僕も空手をやってる。
またやりましょう。
そうです、僕たちは、空手家なんだから。
--
今回も、色々反省点がありますね!
ありがとうございました。
ただ、来週も試合なので、そちらに向け、がんばります!!!!
--
今回も応援に、以前一緒に格闘技の軽い練習をしたことのある子が来てくれました。
色々元気そうで、最後までいてくれました。
ありがとうございました。
また、がんばります!
--
2012年9月30日日曜日
2012年9月29日土曜日
傲慢
なんでもないことです。
ここのこと、試合(空手)と仕事のことばかりで、自分を振り返るヒマもなく、明日試合なので、銭湯の湯船にゆっくりつかっていました。
水、お湯、ぬるめのお湯、交互に。
僕の他には、一人、二人、くらいしかいませんでした。
ずっと振り返ることもなく、「ひさしぶりに落ち着いたなあ」と、ぼんやり思っていました。
身体をゆるめると、きっと心もゆるむのです。
考えていたのです。
ずっと、試合の前はいつもこんな気分だな、とか、秋のせいか、今日や昨日は、少し、色々なことを振り返ることが多くなっていたような気がします。
思い出したり。
昔の試合のことだったり。
空手、試合、子供の指導、レンタル空手家、そしてライター。
すべて、平行して、自分の満足に合わせながらすすめていくと、こういう忙しい状態になるのかな。
でも、それでいいのだ。
いいのかな。
本当の、僕の幸せって何だろうな。
僕が、死ぬまでに?「これをやったら自分を認められる」って何だろうな。
空手の大きな大会で優勝すること?
そうしたら、自分を認められて幸せ?
自分の書きたかったテーマで出版できたら幸せ?
そうしたら、自分の一生の仕事と思える?
レンタル空手家や、精神的な問題を抱える人の大会などを全国に展開したらいい??
そして顧問におさまる?
収入が安定する?
そうしたら、この世に生きてきた甲斐がある??
それとも…。
考えていて、ふと、水風呂に移動しようとしたのです。
そうしたら、隣に、おじいちゃんが自分の体を洗う席から立ち上がろうとしていました。
ゆっくり、ゆっくりと。
腰が悪いのか、ひざが悪いのか、一度、壁やひさしに手をついて、体勢を整え、ゆっくり立ち上がろうとしていました。
「転ばないのかな、大丈夫かな。この位置から、もし転びそうだったら、手をのばして支えられるかな」
おじいちゃんは転ぶこともなく、(足が細かった)、ゆっくり、体勢を戻しながら、歩いて、外に出ていきました。
「きっと、転ばないように、自分で調整して、歩いているんだ、ずっと、今までも」
そう、思ったとき、なぜか、ふと、ものすごく、涙があふれてしまいました。
僕が、体勢を支えようとしなくても、おじいちゃんは、ずっと自分で歩いていっていた。
思い起こさせたのは、障害者の人が書いた本などで、「自分で、自分の手で足で、生活して、いけることが自立で、したいこと」
と、脳性マヒだったり、車椅子の人だったり。
そういう話を聞いたこともあったか?
僕は、この手で、この足で、一人で、転ばず、自分を支え、生きていくこと、それが、生きるということではなかったか?
幸せとは??
この仕事が達成できたら、きっと幸せだろう。
あの人に愛されれば、きっと幸せだろう。
そうでなければ、幸せではない。
そうではない。
僕が、この手で、今この手のひらで、顔をおおい、熱く、冷たく、お湯が水が、自分の体を、熱っぽく濡らしてゆく。
今、水やお湯につかっていて、気持ちのいいこと。
それが、「生きている幸せ」ということではなかったか。
たった今。
小さいことを、僕は感じられない。
手のひらにすくう、お湯の温かさや、ありがたさ、生きていること。
そんな小さなことの中に「幸せ」は置かれているのではなかったか。
どうしていつも、大きな夢しか見えなくなってしまうのか。
おじいちゃんが、いなくなって一人の銭湯で少しだけ声を出して泣きました。
たった今、この瞬間、感じられなければ、「幸せ」なんて、きっと永遠に手に入らず、かげろうのように、追い求め、いつも追いかけ届かないもの。
たとえ、その地点に到達したところで、きっともっと先を求めるだろう。
きっと、一夜あけたら、いや今もうすでに、「傲慢」な自分に戻っていると思う。
そんなことを、思ったので書いてみました。
明日は試合ですね。
がんばります^^
ここのこと、試合(空手)と仕事のことばかりで、自分を振り返るヒマもなく、明日試合なので、銭湯の湯船にゆっくりつかっていました。
水、お湯、ぬるめのお湯、交互に。
僕の他には、一人、二人、くらいしかいませんでした。
ずっと振り返ることもなく、「ひさしぶりに落ち着いたなあ」と、ぼんやり思っていました。
身体をゆるめると、きっと心もゆるむのです。
考えていたのです。
ずっと、試合の前はいつもこんな気分だな、とか、秋のせいか、今日や昨日は、少し、色々なことを振り返ることが多くなっていたような気がします。
思い出したり。
昔の試合のことだったり。
空手、試合、子供の指導、レンタル空手家、そしてライター。
すべて、平行して、自分の満足に合わせながらすすめていくと、こういう忙しい状態になるのかな。
でも、それでいいのだ。
いいのかな。
本当の、僕の幸せって何だろうな。
僕が、死ぬまでに?「これをやったら自分を認められる」って何だろうな。
空手の大きな大会で優勝すること?
そうしたら、自分を認められて幸せ?
自分の書きたかったテーマで出版できたら幸せ?
そうしたら、自分の一生の仕事と思える?
レンタル空手家や、精神的な問題を抱える人の大会などを全国に展開したらいい??
そして顧問におさまる?
収入が安定する?
そうしたら、この世に生きてきた甲斐がある??
それとも…。
考えていて、ふと、水風呂に移動しようとしたのです。
そうしたら、隣に、おじいちゃんが自分の体を洗う席から立ち上がろうとしていました。
ゆっくり、ゆっくりと。
腰が悪いのか、ひざが悪いのか、一度、壁やひさしに手をついて、体勢を整え、ゆっくり立ち上がろうとしていました。
「転ばないのかな、大丈夫かな。この位置から、もし転びそうだったら、手をのばして支えられるかな」
おじいちゃんは転ぶこともなく、(足が細かった)、ゆっくり、体勢を戻しながら、歩いて、外に出ていきました。
「きっと、転ばないように、自分で調整して、歩いているんだ、ずっと、今までも」
そう、思ったとき、なぜか、ふと、ものすごく、涙があふれてしまいました。
僕が、体勢を支えようとしなくても、おじいちゃんは、ずっと自分で歩いていっていた。
思い起こさせたのは、障害者の人が書いた本などで、「自分で、自分の手で足で、生活して、いけることが自立で、したいこと」
と、脳性マヒだったり、車椅子の人だったり。
そういう話を聞いたこともあったか?
僕は、この手で、この足で、一人で、転ばず、自分を支え、生きていくこと、それが、生きるということではなかったか?
幸せとは??
この仕事が達成できたら、きっと幸せだろう。
あの人に愛されれば、きっと幸せだろう。
そうでなければ、幸せではない。
そうではない。
僕が、この手で、今この手のひらで、顔をおおい、熱く、冷たく、お湯が水が、自分の体を、熱っぽく濡らしてゆく。
今、水やお湯につかっていて、気持ちのいいこと。
それが、「生きている幸せ」ということではなかったか。
たった今。
小さいことを、僕は感じられない。
手のひらにすくう、お湯の温かさや、ありがたさ、生きていること。
そんな小さなことの中に「幸せ」は置かれているのではなかったか。
どうしていつも、大きな夢しか見えなくなってしまうのか。
おじいちゃんが、いなくなって一人の銭湯で少しだけ声を出して泣きました。
たった今、この瞬間、感じられなければ、「幸せ」なんて、きっと永遠に手に入らず、かげろうのように、追い求め、いつも追いかけ届かないもの。
たとえ、その地点に到達したところで、きっともっと先を求めるだろう。
きっと、一夜あけたら、いや今もうすでに、「傲慢」な自分に戻っていると思う。
そんなことを、思ったので書いてみました。
明日は試合ですね。
がんばります^^
2012年9月18日火曜日
優勝できましたが…
今回、以前の国際総合全日本から、分派したということもあり(たぶん)、軽量級は4人でした。
ですが、北海道から(2ヶ月前の決勝の相手)S選手も来て、そんなにレベルは低くないと思いました。
緒戦(準決勝です^^;)は、以前この大会で優勝していた選手。
キックでプロの舞台にも立っているベテランの方でした。
押してきたり、自力がそんなに軽いとは思いませんでしたが、ボディにヒザが入り、開始3~40秒くらいで技あり。
その後、15~20秒後くらいに、もう一度ヒザを入れ、一本。
決勝は、予想と違い、S選手を延長で手数で下してきた、若い、16歳の選手。
出会い頭に上段を出し、その後、ローが入ったら一気に崩れたので、ロー主体に攻めました。
バランスを崩しまくって、倒れないか、と思っていたのですが、ねばり…ラスト30秒になって、相手が必死に手数で食らいついてきました。
僕は、手数応戦しつつ、ロー攻め。
最後10秒は、実は、手数負けしていたと思います。
若干、印象が悪かったと思います。
まさか、あそこまで攻められ、ダウンしてもおかしくないところから、上がってくるとは。
…という油断もあったと思うし、手数も出し切れたというわけではなく、相手のほうが(最後だけですが)勝っていたと思います。
3-0と差をつけられず、判定勝ち。
相手はよいファイトだったと思います。
あそこまで崩しておいて、倒せなかったのは僕の不足だし、最後のラッシュを手数負けしていたのは、僕の甘さです。
勝ちはしましたが、自分の中では「よくない試合」なので、これを糧にがんばりたいです。
今日、元?生徒の方が応援に来てくれました。
自分がボーッとしていたら、声をかけてくれて、まさか、というかんじでびっくりでとてもうれしかったです。
すごく、モチベーションに影響して、感謝しています。
がんばれた、とは思います。
(ラスト15~10秒のパフォーマンスの悪さは僕の不足です)
元気そうだったし、それもよかったです。
終わった後、ご飯をたべて、色々お話していました。
色々女性ならではの感想や、知らなかったその人のことなど聞けて、(自分はちょっと色々思うとこあり、ここ半年ほどまともに誰かとお茶、自分や相手のこと詳しく話しなどしていなかったので)すごくひさしぶりでした。(会話がw)
ありがとうございました。
他も、ありがとうございました。
ですが、北海道から(2ヶ月前の決勝の相手)S選手も来て、そんなにレベルは低くないと思いました。
緒戦(準決勝です^^;)は、以前この大会で優勝していた選手。
キックでプロの舞台にも立っているベテランの方でした。
押してきたり、自力がそんなに軽いとは思いませんでしたが、ボディにヒザが入り、開始3~40秒くらいで技あり。
その後、15~20秒後くらいに、もう一度ヒザを入れ、一本。
決勝は、予想と違い、S選手を延長で手数で下してきた、若い、16歳の選手。
出会い頭に上段を出し、その後、ローが入ったら一気に崩れたので、ロー主体に攻めました。
バランスを崩しまくって、倒れないか、と思っていたのですが、ねばり…ラスト30秒になって、相手が必死に手数で食らいついてきました。
僕は、手数応戦しつつ、ロー攻め。
最後10秒は、実は、手数負けしていたと思います。
若干、印象が悪かったと思います。
まさか、あそこまで攻められ、ダウンしてもおかしくないところから、上がってくるとは。
…という油断もあったと思うし、手数も出し切れたというわけではなく、相手のほうが(最後だけですが)勝っていたと思います。
3-0と差をつけられず、判定勝ち。
相手はよいファイトだったと思います。
あそこまで崩しておいて、倒せなかったのは僕の不足だし、最後のラッシュを手数負けしていたのは、僕の甘さです。
勝ちはしましたが、自分の中では「よくない試合」なので、これを糧にがんばりたいです。
今日、元?生徒の方が応援に来てくれました。
自分がボーッとしていたら、声をかけてくれて、まさか、というかんじでびっくりでとてもうれしかったです。
すごく、モチベーションに影響して、感謝しています。
がんばれた、とは思います。
(ラスト15~10秒のパフォーマンスの悪さは僕の不足です)
元気そうだったし、それもよかったです。
終わった後、ご飯をたべて、色々お話していました。
色々女性ならではの感想や、知らなかったその人のことなど聞けて、(自分はちょっと色々思うとこあり、ここ半年ほどまともに誰かとお茶、自分や相手のこと詳しく話しなどしていなかったので)すごくひさしぶりでした。(会話がw)
ありがとうございました。
他も、ありがとうございました。
2012年9月2日日曜日
9/17,9/30,10/7 試合 (7の時間変更)
■全日本総合空手道選手権大会2012(FSA他)
2012年9月17日(月・祝) 開会式 午前10時00分
国立代々木競技場 第2体育館
フルコンタクト 一般男子上級 軽量級
http://www.karate.gr.jp/
■第7回全日本クラス別空手道選手権大会
9月30日(日) 10時試合開始
川崎市体育館
一般クラス・軽量級
http://yuushikai.jp/
■第4回極真CUP全日本空手道選手権大会
2012年10月7日(日) 13~14時くらいから
国立代々木競技場第二体育館
一般男子 軽量級
http://kyokushin-sakamoto.com/
がんばります!!!
※遠藤 (紘 / 史)名義で出ています
2012年9月17日(月・祝) 開会式 午前10時00分
国立代々木競技場 第2体育館
フルコンタクト 一般男子上級 軽量級
http://www.karate.gr.jp/
■第7回全日本クラス別空手道選手権大会
9月30日(日) 10時試合開始
川崎市体育館
一般クラス・軽量級
http://yuushikai.jp/
■第4回極真CUP全日本空手道選手権大会
2012年10月7日(日) 13~14時くらいから
国立代々木競技場第二体育館
一般男子 軽量級
http://kyokushin-sakamoto.com/
がんばります!!!
※遠藤 (紘 / 史)名義で出ています
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